『ぼくとポチのおかしな12人のともだち』
きたやまようこ
『ぼくとポチのおかしな12人のともだち』
個人的お気に入り度:★★★
ぼくとポチの12人のともだちを紹介する絵本。
月ごとに、ゆきだるまだったり、赤鬼だったり、
くま、わに、ペンギン、クリスマスツリーなど、
色々な友だちが訪ねてくる。
ポチとふたりで何かをしていると友達がやってきて、
それぞれの友だちと色々なことをするという構成。
毎月の構成が決まっているので、くり返しの楽しさがある。
友だちがいると友だちがふえたり、
さむさやあつさも平気、友だちにはつい甘くしてしまうなど、
友だちってどんなものか、
友だちがいるとどんなふうに変わるかを教えてくれる。
友だちのいいところが満載でうれしい絵本だけど、
それだけではない。
たとえば9月の友だちはお月さまなのだが、
「友だちがいると、いるだけで明るくなる」なんていう
洒落もきいている。
友だちにプレゼントしたくなるような絵本。
カレンダーとか手帳になってもよさそう。
- きたやま ようこ
- ぼくとポチのおかしな12人のともだち