『せかいいち大きな女の子のものがたり』
ポール.O.ゼリンスキー絵、アン・アイザックス文、
落合恵子訳
『せかいいち大きな女の子のものがたり』 冨山房
個人的お気に入り度:★★★★
何年か前に読んだものを再読。
世界一大きな女の子、アンジェリカの生い立ちと、
一頭の暴れ者のクマとの戦いを描いた絵本。
湖の水を飲みほしたり、
空にクマを投げ飛ばした跡がついて星座になったり、
そんな神話のようにスケールの大きなお話も楽しいし、
木目調の下地の上に描かれた絵がとても綺麗。
これは本物の木を薄く削った板に描いたそうで、
表紙の裏側に、プロジェクトXをほうふつとさせるような、
絵本ができあがるまでの苦労話が載っている。
文章、絵画、苦労話と三拍子そろって(?)面白い、
お気に入りの絵本。
- 著者: アン アイザックス, Anne Isaacs, Paul O. Zelinsky, 落合 恵子, ポール・O. ゼリンスキー
- タイトル: せかいいち大きな女の子のものがたり
(現在上記アマゾンのリンクでは在庫切れ中。
紀伊國屋bookwebでは僅少だけど注文できるみたい。
「本屋でござ~る」というネット書店でも注文できそう。
ただしどちらももうない場合がありそうだし、
なお紀伊國屋は5000円以下の注文だと送料が380円かかる。
買おうかどうか現在迷い中です。
かなり気に入っているのだけど、
自分のうちにあって、年に何回眺めるだろう、
いや、気に入ったものはやはり手に入れなくちゃ、
でも、せっかく本を読んで減らそうとしてるところなのに、
しかしもう手に入らなくなるかもしれないし、
などなど。)