ダンスというものに
初めて出会ったのは物心がつく前でした。


5歳の時に近所のダンス教室に通い始めて
ダンスが凄く好きになって、中学生になるまでずっと習い続けて、
でも、その教室で色んな挫折を経験して辞めてしまいました。


先生に声をかけて頂いたメンバーだけのチームに入れて、これからダンス一筋で頑張ろうと心に決めた矢先に、先生の都合でそのチームが1年で解散

その後、教室で行われる特別クラスのオーディションにずっと落ち続けて、何度も挑戦してやっとチャンスを掴んだのは「補欠合格」という結果

その時はまだ小学四年生ので、補欠の意味も知らない私は凄く喜んだのを覚えています

そしてそのチームで人間関係が上手くいかず次のオーディションにはまた落ちてしまい、もうその頃には何の自信も無く、踊っている時間だけが楽しいのに、変なプライドが邪魔をしてオーディションに挑戦し続けていました

そして自分にはキレが足りないということで
空手を習い始めて、そちらでダンスの経験を活かせたので認めてもらえることが嬉しくて、

父に、1番を取るためにはどちらかを選択しなければいけない、習い事はどちらかしかさせないと真剣に話をされた時に、私は泣きながら空手を選びました

いつか、またダンスをしたいけど
もう競争するのに疲れたから
いつかまた。オーディションで言われ続ける独特な変な癖が抜けるくらいダンスから離れないと………と色んな言い訳を並べて離れました。



高校を選んだ理由もダンスが理由の1つでした
誰にも話してないけど、期待してました
またダンスが出来る
楽しんで出来る
誰も私を知らない場所で
プライドも気にせず、
また新しく始められる



でもたまたま、ダンス教室の時の友達が
「先輩」として、「部長」として、そこにいました。
先輩が絶対の部活で、上下関係が厳しく、
何より私と一緒にオーディションに落ち続けていた人に頭を下げる毎日になることに
また変なプライドを感じてしまって
友達として同等でなくなるのも嫌で
体験入部だけで終わってしまいました


高校はそのまま帰宅部


部活が盛んな学校で
9割が部活動に所属していて、インターハイ出場が当たり前の高校
そんな中で自分にはこれだと言えるものがない苦痛
毎日何をしたら満たされるかわからないまま、
他校の空手道の部活の練習に参加してみたり
ギターを習ってみたり
成績で1番を保持しないと承認欲求が満たされなくて
とにかくがむしゃらに手をつけていました






自分にはこれがあると言えるものがあること
この頃の経験から、
本当に、大事なことだと私は思うんです

目に見える結果に拘るのも
きっと私のただの承認欲求

見せかけだけの成績も大学の指定校に使うこともなく、
その後何の役にも立ちませんでした


自分が心から打ち込めるもの
それくらい何かを好きになること
それくらい何かに夢中になれること


何でもいいけど、それが私にとって、
凄く、凄く大事なことなんです。