なぜ新しい習慣は続かないのか?
英語の勉強をしよう!ダイエットをしよう!
体を鍛えよう!
そのためには、毎日1時間勉強の時間をとる。
間食をやめる。毎日ジムに行く。
など、新たな習慣を想像するだけでやる気に満ち溢れることでしょう。
ですが、1週間も経つと自分が決めた約束事を守れない方も出てきます。
やっぱり私には無理なんだと、肩を落とす方もいるかもしれません。
新しい習慣を身につけることは、とても難しいことです。最初は、何も変わっていないように感じるかもしれません。
人は、明確な進歩がないと、やる気がなくなり、挫折しちゃいますよね。
しかし、大きな変化を遂げるためには、時には停滞期も必要です。
この停滞期は、あなたの成長の過程で不可欠な要素です。
停滞期の時は、目に見える変化は起きていないかもしれませんが、必ず努力は蓄積されています。
無駄になっていないのです。
英語の単語を10個覚えたからって、話せるようにはならないし、間食を少しやめたって一気に体重が落ちるわけではありません。
本書では、氷を例に話してくれています。
マイナス5℃の冷凍庫に氷がある。
温度が0.5℃ずつ上がっていっても、マイナス0.5℃までは氷に大きな変化は見られないだろう。
しかし、0℃になった時大きな変化が起きる。溶け始めるのだ。と。
これと同じように努力が蓄積されると、それが大きな飛躍をもたらすことがあります。
周りの人は一夜で成功したと思うかもしれない。
その一歩一歩の努力が、あなたの目標への道を切り拓くのです。
挫折せずに進むためには、目標を明確にし、そのための行動計画を立てることが重要です。
また、途中での小さな成功を祝うことも大切です。
成功体験が、次の段階へのモチベーションを高めることができます。成長というのは、一筋縄ではいかないものです。
しかし、その過程で得られる自己成長や達成感は、一生の財産となるでしょう。そして、あなたが目指す未来への一歩となるのです。
習慣が人生をより良いものにする。
ぜひこの本をお手にとって見てください!