カンボジアエイズ孤児院建設!-物々交換で200万円への道
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活動にあたって。






第一回目音譜


カンボジアのこども達が書いた絵と交換してくれる方を募集しております!!

最終的に交換されたものは、オークションにかけ、全額カンボジア
エイズ孤児院建設
費用に使わせて頂きます。

協力して頂ける方は


ao_zora_project@yahoo.co.jp

にお送り下さい。














かつて東南アジア最悪の数値と言われたカンボジアのHIV感染者数は、年々減少傾向にあります。







しかし、エイズ患者を取り巻く環境は決して改善しているとは言えません。







カンボジアでは、毎年1万人以上がエイズによって死亡しています。







現在、特に深刻だといわれている感染経路は、






【母子感染】









つまり、母親のお腹にいる時点で、エイズ孤児と運命づけられている子どもたちが後を絶ちません。







もちろん100%エイズに感染するとは限りませんが、








生まれてまもなく親を失った子どもたちは、ストリートチルドレンとして見えない明日を生きていきます。







性産業者の甘い文句に誘われ、売春宿に売り飛ばされることもあります







実際に一ヶ月に400~800人の子供たちが、売春組織によって商品のように取引されているといわれています。






彼らは虐待を受けながら、一日中働かされます。






わずか6歳の少年少女が客をとらされるケースもあります。







一生消えることのない傷を悲観し、自ら命を絶つ子供たちも少なくないのです。








もちろん数奇な運命を辿るのは、母子感染による経緯だけではありません。








貧困ゆえの性労働による感染、



風俗に通いつめた夫からの感染、



治療に携わったケガ人からの感染……








いずれにせよ、どうしたって、彼らの生活を保障することはできません。







エイズ患者の方が抱える「死」への恐怖や絶望、またはそれ以上の痛みや苦しみは、私たちの想像を絶するものです。







だけど、




『一度でいいから抱きしめてあげられたら。』




『ベッドの横で優しく手を握ってあげられたら。』




『ただそばにいてあげられたら。』







エイズを治すことのできない無責任な、だけど、そんな素直な気持ちがあります。







彼らは“最期”にどんな顔をしているかなんて想像もつきません。





痛みから解放され、




精神的な苦しみから逃れ、




安らかな表情を浮かべているでしょうか。





それともこの世に悔恨の思いを残し、悲しい表情をしているでしょうか。










夏に出会ったある女性の患者さんは、エイズになったことで村の人から差別を受けました。




無視され、ときに罵倒され、嫌がらせを受け、そこにいられなくなったのかもしれません。







家族からも見放されました。




「一族の恥」と言われ、行方の分からない子供たちは、ストリートチルドレンとして暮らし、売春宿に売り飛ばされたかもしれません。




彼女のことを心配してくれる人は、今、誰もいません。







『夢も希望もない。』




『明日生きていく気力もない。』







彼女の涙には、言葉以上の重みがありました。





「彼女の涙に応えたい」という思いは決して嘘ではありません。




だけど、結局彼女を救うことができないのです。







悲しむことで彼女を救えるなら、いくらでも悲しみたかった。




自分の涙が彼女を治すなら、いくらでも泣きたかった。









でも、勝手に感じた悲しみも、彼女を思って流した涙も、







エイズの前では、すべては取るに足りないものでした。










目の前に患者さんがいるのに、救うことができない。







きっと現地の医療スタッフの方は、その何倍もの悲しみや悔しさを毎日味わっています。










彼女はいずれ、汚いベッドの上で、静かに最期のときを迎えるでしょう。




誰にも気づかれることなくたった一人でこの世を去るでしょう。




きっと遺骨さえ取りにきてもらえません。










確かにエイズだと分かった時点で、彼らを救うことはほぼ不可能です。







自らが生きるため、家計を支えるため、ケガ人の手当てをするため、







そのために働いた報いが、







絶望と孤独の日々です。







そしてその先にあるのは“死”です。










そんな生活のなかで、誰かに愛されること、存在価値を認められること。







それは、決して特別なことではないけれど、








彼らにとっては大きな意味を持つような気がします













きっと、日本という国の、ごく普通の大学生が何かをしたところで世界は変わらない。






自分たちの活動なんて、所詮小さな点でしかない。






無力感は溢れるほどあります。










でも、きっと、0より1のほうがいい。







そんな思いで、エイズ感染率の低下、エイズ孤児が安心して暮らせる場所を確保するため、エイズ孤児院プロジェクトを進めています。






カンボジアの子どもが描いた絵を元手に、







日本全国を物々交換して周り、








最終的に交換されたものを、チャリティーオークションにかけ、売上げを寄付し
カンボジアにエイズ孤児院を建設します。







カンボジアのエイズ感染者状況

http://ameblo.jp/hadakouta/theme-10009857567.html



差別へ偏見の問題
http://ameblo.jp/hadakouta/entry-10170776779.html



エイズとは?
http://ameblo.jp/hadakouta/theme-10009857571.html



エイズ孤児院建設について
http://ameblo.jp/hadakouta/theme-10009857579.html


差別や偏見の問題


ようやくエイズの危機が意識されるようになると、約60%の識字率(地域によっては10%にも満たないところもあります)や浸透していない学校教育、貧困などにより不当な理由で、差別や偏見が助長されることとなりました。


たとえばカンボジアでは、伝統と慣習により、婚礼前に肉体関係をもつことは禁じられています。もし未婚の女性がHIVに感染したことが分かると、その女性は不特定多数の男性と関係をもったとみなされ、エイズに関する知識のなさにより、差別されます。

また、実際にはありえない空気感染を恐れ、『不治の恥ずべき病』として、村中や家族からさえも見捨てられる患者が後を絶ちません。




カンボジアのエイズ感染者状況


 1990年には、カンボジアのほとんどの人々がエイズのことを知らず、急速に蔓延していくHIVに対して無防備でした。ところが、国の経済状況は、内戦終了以来かなり改善され、海外からの観光客や国内移民、性産業従事者などが横柄するようになると、2000年には、HIV感染者率がアジアで最も高い2.6(国民の40人に一人がエイズ感染者)にまで到達しました。



2001年には12000がエイズにより死亡。

エイズで親を亡くした孤児は3万人

母子感染では5000が死亡しています。

また、売春婦のHIV感染者率は42%。

エイズ患者の40%は女性で、そのうち妊婦の占める割合は26%です。(世界の医療団)


なかでも深刻な問題となっているのが、子供たちや若い年齢層のHIV感染率です。カンボジアの現在の人口構成は、54.8%が20歳以下であり、15歳以上の若者の4%がすでにHIVに感染しているという状況です。


ユニセフの報告書によると、多くの子供や若者が教育や知識不足により、HIV/エイズについて誤った知識をもっており、性的虐待や性的搾取などの犠牲になり、大きな危険にさらされています