久々に復活です。

どうも目の前のことにいっぱいいっぱいになってしまいがちで、

完全に更新が滞ってしまいましたが、

 

会社のステージも変わってきた

そして、自分に求められる役割も一段と高くなってきた

 

ということで、

後々振り返った時の記録として日々書き残していこうと思います。

 

掲題の本、

「交渉によって仲間と手を組み、革命を起こせ!」

と何やら怪しい帯がついていますが、中身は濃い。

 

「交渉」はコミュニケーションの一種だが、

その交渉を通じて、世界中のオトナを動かしながら、

個々にバラバラに動くのではなく、連携して大きなムーブメントを作ろう、

というメッセージ。

 

薩長同盟~明治維新や、

投資家ジョージ・ソロスがハンガリーの民主主義運動を支援するために「コピー機を配った」話など、

大きなムーブメントを起こしていくための手段としての「交渉」の大切さを再認識させられます。

 

具体的なメリットを実感できる提案でなければ、人は動かない。

当たり前だけど、忘れがちな事実を交渉における基本的な考え方の中で繰り返し教えています。

 

中でも興味深かったのは、世の中にはびこる「ランク主義者」への対応の仕方。

地位や肩書などのランクにこだわる人は、大企業だけでなく、いたるところに存在しますが、

ランク主義をぶち壊す方法として、

ランクを超えて社会的に重要な問題があり、その問題の解決のためにどうしてもあなたの力が必要なのです、と頼めばランク主義者の人でも突然考え方を変えることがある!

 

ラリー・ペイジが大学卒業式のスピーチの中で、

「あまりにもスケールが大きすぎる夢のほうが実現しやすい」と言っていましたが、

一つには、壮大な夢を実現しようとする人がほとんどいないので競争が激しくない、

もう一つには、ランク主義者である「オトナ」を巻き込みやすい、という側面があるのだろうなと思います。

 

実際、今私が経営している会社の夢は巨大ですが、

だからこそ協力者の方が次々と現れる。

「不可能なことを”健全な範囲で”不可能だと思わないこと(healthy disregard for the impossible)」

が非常に重要なんだろうなと。

 

ビッグピクチャーを描いて、ひたすら優秀な人を集め、エグゼキューションすることの繰り返し、

がスタートアップの宿命でもあります。

 

そうやって集まってくれた人に、

いかにこの会社にいる、その人の時間を投資してもらっていることのメリットを感じてもらい、

自発的に考え、イノベーティブな発見をしてもらうか。

まさにこれが私が今後高めていく必要のある組織づくりの課題である、と思っています。

 

続きは、また後日。

著者の瀧本さん、いろいろな気付きをありがとうございました。

 

 

本日はお役立ち本の紹介。

エンジニアではないので、日々開発をしていると、
自分もコードが書けたらなー
と思ってしまいますが、
いやいや、自分のバリューを発揮するのはそこじゃない
と踏みとどまってしまいます。

そんなとき、この本はオススメ!
Web技術とは、エンジニアリング+デザイン+マーケティング
だけど、ざっくり体系的にわかりやすく解説してくれる本はなかなかない。

本当に助かりました。
著者の吉田さん、ありがとうございます!

スタートアップのための 起業のWeb技術/日本実業出版社

¥2,160
Amazon.co.jp
スタートアップのCOOとして、

どんなことを日々学び、自分を成長させていくのか

会社を成長させることにもつながるけど、
それ以上に、会社の成長に振り落とされることがスタートアップで一番気をつけるべきこと。

ここに日々の学びを書いていこうと思います。

まだサービスローンチもしていないけど、
必ず上場させます!