2017/11/10に開催されたDevelopers Festa Sapporo 2017に参加してきました!
Developers Festa Sapporo 2017
普段、業務で使わない内容ばかりでしたので、とても刺激を受けました。
いろいろやってみたいことがでてきたので、試してみたいです。
まずはSORACOM Airを手に入れたので、SORACOMを試してみたいと思います。
以下、私が参加したセッションのメモ書きです。
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■Microsoft Azure ホット トピックス
~コンテナー、機械学習を中心に~
佐藤 直生(日本マイクロソフト株式会社)
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感想
Azureのサービス説明が中心のセッションでした。
Azureを使ったことがない人にはAzureとは何かを理解できるような内容だったと思います。
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Azure スタック
オンプレミスでAzureで稼働しているアプリケーションを動かすことができる
現在、42リージョン
サーバーレス
・Azure Functions https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/functions/
・運用負荷軽減
・使った分だけ課金(呼び出した分だけなどサーバとは違う課金方法)
・イベントドリブン
Logic App
・Salesforceにつなぐことができる
・外部からイベントを取得してサービスと連携させる
コンテナ
・Docker
・デプロイが柔軟にできるようになった
・デモ中にコンテナ作成時でRancherOSがちらっと見えた
・Azure CLIからも作成可能
Azure Container Service (AKS)
・Kubernetesのデプロイ、管理、操作を簡略化する
⇒Kubernetesはよく聞くけど、よく理解できていないので、あとでちゃんと使って学習する
Azure Cosmos DB
・NoSQL
⇒AWSならDynamo DBみたいなサービスかな
・SLAにレイテンシが入っている
Azure Machine Learning
■BigQuery+TensorFlow:
データウェアハウスと機械学習で実現する「賢い」検索
佐藤 一憲(グーグル合同会社)
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感想
内容は中級向けでした。
実際にデータ分析をやっている人向けの内容になっていたと思います。
BigQueryを使ったことのない私にとってはちょっと難しかったです。
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youtubeで今日の内容と同じのがあがっていました
Cloud Datalab
・Hubのような役割
BigQuery
・ディスクからなるべく早くデータを読み込みたい
並列に保存することで早く読み込むことができる
これを処理できるサービス
Borg
・Googleのコンテナ技術
・Dockerとの違いは規模、10000台とかの物理マシンを使っている
Jupiter
・ネットワーク機器
・10G×100K port = 1 Pbps
・microsecond latencyを目指している
文章類似検索
・BigQueryの調子が悪く、結構時間がかかっているが、通常は30秒程度で終わる
・文章を単語で分割する
・拡張ベクトル(feature vectors)
コンテンツの特徴を数字の羅列で表現する 単語の出現頻度を数値化している
ベクトルの差が少ないほど類似していると判断している
・UDF
SQLの中にjava scriptを書くことができる
Neural Network
Machine Learning Engine
・マンハッタンの緯度経度の情報と交通事故の位置データからマンハッタンで起こった事故をプロットする
画像検索
・100Mの画像をCloud Storageに保存して学習させる
・画像を検索しているのではなく、画像の特徴に似たものを検索している(色、形など)
Git
Queryit Smart?
早すぎて見れず… 本日使ったコードがGitに上がっているとのこと
■Webデベロッパーが今VRに取り組むべき理由
小島 英揮(Still Day One合同会社)
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感想
VR制作の敷居が下がる内容でした。
Webのエンジニアではない私でも作れるのではないかと思いました。
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stripe, nulab, abeja instaVRなど すべてAWS上で稼働している
今日のゴールはVRアプリ制作にトライしてみる
エコシステムがエコシステムを生み出す「不可避」な流れ
Cloud Computing ⇒ BigData、Mobile ⇒ AI、VR/AR/MR(仮想体験)、IoT
プロジェクト用にハードウエアを購入⇒うまくいかない⇒延命策を講じる
クラウドは、安い値段で購入しすぐに始められ、いらなくなればやめればいい
〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則
VR 仮想現実 非同期、オンデマンド、外界と隔絶(没入感)、奥行き小、2D的
AR 拡張現実 ↕
MR 複合現実 同期・同時、リアルタイム、外界、現実と透過、奥行き大、3D的
VRの市場は伸びている 特にデベロッパーのマーケット
今日のビジネス環境は大きいものが小さいものに勝つのではなく、速いものが遅いものに勝つ
360°空間でのVRをいち早く構築=理解することが重要
VR体験
・施設常設型
・Web/モバイル型⇒実際に広がっている利用シーン
360°のほうが、こまわりの情報よりも情報量が多い
⇒不動産の住居情報、写真だけだと伝わりにくい
360°写真の方が伝わりやすく、コンテンツが作りやすい(360°写真を各部屋でとるだけでいい)
Webの情報にVR よりリアルな顧客体験がくるのは必然
インターネットの帯域が大きくなってきているので、大きなファイルでもすぐにやり取りができるようになってきている
テキスト⇒画像⇒動画⇒VR?
これまでのWeb 時間と空間を超えて、情報(知識)を共有
+VRで体験を共有
VR環境としてのスマホの重要性
・スマホの普及率が高い
Web使用可能、アプリ利用、ジャイロセンサー、VR用拡張デバイス
VRコンテンツ化にボトルネック
⇒プログラミング、高価な編集環境、専用の視聴環境
InstaVR
VRコンテンツ制作のボトルネックを解消するCMS
・クラウド&Webベース
・プログラム不要
・VR専用ゴーグルからスマホ、PCのWebVRまで対応
・無料でスタート
取り込んだ360°画像をとって、画像の中になにをするかをおくだけ
つくった画像に近づくということはしないようにする
より複雑な仕組みが必要になってしまう
⇒リアルタイムレンダリングではなく、ハイパーリンクで空間移動する
ヒートマップでのユーザー行動分析が可能(意図した導線になっているのか)
⇒Web的なPDCAサイクルを回せる
利用シーン 大量生産・大量消費を実現しエコシステムを拡大
・施設・観光案内
・イベント・ライブなどのイベントコンテンツ
・物件(不動産・車など)情報の仮想体験
・教育、教習、トレーニングコンテンツ
デジタルモックアップ
⇒360°どこでも見れるため、画面遷移がない、絵コンテが書けない
いろいろなパターンを準備する
360°撮影 ⇒ InstaVRでデジタルモックアップ作成 ⇒ 修正し完成
一瞬で習得、圧倒的なコスパ、すぐに完成できる
無料でアカウントが作成できる、クレジットカード情報不要
360°カメラがなくても、360°素材は入手可能
Adobe Stock
360images.io
まずはやってみる、アウトプットする⇒フィードバックがくる
■The State of Serverless Computing
西谷 圭介(アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社)
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感想
以前よりも連携できるサービスが増えていました。
使ったことがないいろいろなサービスがでてきて、まだまだAWSの勉強は必要だと思いました。
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サーバーレスとは
サーバーを気にすることなくアプリケーションを構築し実行
コンピューティングの進化
データセンター内の物理サーバ⇒データセンター内の仮想サーバ⇒クラウド上の仮想サーバ
物理サーバを持たなくてもよくなった
サーバーレスへの進化
サーバーレスはよりセキュア
・パッチが適用されていないサーバーは存在しない
・SSH不要
・すべてのリクエストは認可され、監査可能
・
オンデマンドで、アイドル時の支払いは一切なし
イベントドリブン⇒連続したスケーリング⇒利用量に応じた支払い
FaaS(Function as a Service)
⇒必要なものはコードだけ
サーバーレスはデリバリを変える
⇒運用の複雑さを解消する、デベロッパーの生産性向上
マーケットに対するスピードアップ
ユースケース
・Web Application
・Backends
・Data Processing
・Chatbots
・Amazon Alexa
・IT Automation
リアルタイムでの処理はkinesisで、そのあとにlambdaとかに処理させて、S3にデータを保存するとか
ベストプラクティス
The Twelve-Factor App
コールドスタート・ウォームスタート
lambdaファンクション実行時に起きていること
1.(ENIの作成) VPCを使わなければこれは起きない
2.コンテナの作成
3.デプロイパッケージのロード
4.デプロイパッケージの展開
5.ランタイム起動・初期化
6.関数/メソッドの実行
上記のすべてを実行するのがコールドスタート
1から5は基本的に毎回同じ内容が実行されている⇒再利用して省略化(ウォームスタート)
アンチパターン
lambdaとRDBMSは一緒に使わない
⇒lambdaがスケールしたときにRDBMSが耐えきれないときがある
DynamoDBを使う
サーバーレスでも運用は必要、監視も必要
ツール
SAM
■IoT 時代を生き抜くエンジニアに必要な技術とは
松下 享平(株式会社ソラコム)
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感想
IoTはやってみたいけど、やりたいことが見つからないです。
IoTを使うこと自体は簡単にできそうなので、やりたいことが見つかったときのために使い方だけは覚えておこうと思います。
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IoTやろうが本日のゴール
温水器の遠隔モニタリング
⇒今あるものや動いているものからデータを取る方法を考える
ガス、電気の見える化
⇒お客様に使いすぎなどを通知することができるようになった
スマホで撮った写真や動画を実家のテレビに配信
⇒デバイスをテレビにつなぐだけでできる
IoTの技術よりもなにをしたいかを考える
なぜ今IoTなのか?
すごいもの - すごいネットワーク - すごいデータセンター
すごいデータセンター ⇒ クラウド 必要な時に必要なだけ誰でも使える
すごいもの ⇒ RasberryPIとか 1つから買うことができるようになった
3Dプリンタ 精度はかなり上がっているがプリント速度はまだあまり速くない
すごいネットワーク ⇒ soracom
課題 接続方法
セキュリティ、通信の管理
IoTの位置づけ
今は淘汰されていくけど、将来は当たり前のものになっていく可能性がある
Amazon Dash Button
ボタンを押すだけ
設定はスマホ
※翻訳のことはくわしく書いたらいけないっぽいので、削除しておきます。
デバイスの課題
・電源、環境性能、価格、運用・故障対応、ソフトウェア更新など
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