AWS上にVyOSでPPTPサーバを構築する | ぼぶろぐ

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以前は、あいらぶLinux♪というタイトルでしたが、
最近はLinux以外のことも書いているので、タイトルを変更しました。
ぼぶちゃんのぶろぐでぼぶろぐです。

以下のサイトを参考にPPTPサーバを構築してみました。
違う部分は、VyattaではなくVyOSを使ったところです。
http://blog.serverworks.co.jp/tech/2013/12/27/vyatta_ppt-2/

 

VyOS とは、オープンソースで開発されているVyattaから派生したソフトウェアルータです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/VyOS

 

構成は以下のようになっています。

 

Vyattaのコンフィグに設定した内容です。

$ configure

ローカルでユーザを認証
# set vpn pptp remote-access authentication mode local

接続ユーザの追加
# set vpn pptp remote-access authentication local-users username <USER> password <PASSWORD>

接続するPPTPクライアントのアドレスプールの設定
# set vpn pptp remote-access client-ip-pool start 10.1.0.100
# set vpn pptp remote-access client-ip-pool stop 10.1.0.200

外側と通信するインターフェースのアドレスを設定
# set vpn pptp remote-access outside-address 10.0.0.245

DNS設定
# set vpn pptp remote-access dns-servers server-1 8.8.8.8
# set vpn pptp remote-access dns-servers server-2 8.8.4.4

設定の保存
# commit
# save


ただ、上記の設定だけではVPN接続できませんでした。
調べたところVyOSにはバグがあって、設定を1つ追加する必要がありました。

http://bugzilla.vyos.net/show_bug.cgi?id=354

 

例えば、このような設定を追加します。

# set vpn pptp remote-access authentication require mschap-v2


この1行のために色々な設定を変更して確認したりしていたので、
できるまでかなり時間がかかってしまいました。