シナリオ読込型創作ツール Hachi
口パクボイス動画やボイスノベルゲームが簡単に作れるツールを開発しています。セリフ書いたテキストファイルを読み込ませることで、動画やゲームの作成、MMDやコミPo!の編集が行えます。キャラクタによる読み上げ機能で、生放送にも活用することができるツールです。
このブログでは、Hachiの使い方やTips、開発状況といったものを書いていく予定です。Hachiの使い方についてのご質問等も受け付けています。要望にもできるだけ対応していきたいと思いますが、なにぶんギリギリの開発状況なので、対応する場合でもとてつもなく長い時間が掛かるかもしれません。
Hachiサイト
Hachi(MMDモデル)
イメージキャラクターの帝国撫子型アンドロイドHachiです。(モンテコア様の空母ヲ級改変モデル)
実のところキャラクターの方が先に誕生していて、どちらかと言えばツールの方がHachiのイメージツールといったところです。利用規約は元モデルのモンテコア様のものを継承しており、非常に使い安いものとなっています。Hachi本体にも基本的名口パク映像が付属しています。
それで何をするツールなの?
非常に説明に困る質問なのですが、まずは上記の動画をご覧いただければ凡そのご理解がいただけると思います。基本的にはボイス生成ツールだと考えていただければ問題ありません。
ボイス動画を作っているうちに、MMDも使いたい、ゲームにボイスを入れたい、生放送にも使いたい等と、いろいろこねくりまわしているうちに、現在のHachiが出来上がりました。
色々な機能がありますが、その大元は「セリフを書いたテキストから何かを作る」という点にあります。
動画やゲームを作る際には、登場人物のセリフや設定を決めると思います。それをテキストに起こしたものがシナリオです。Hachiではこのシナリオを読み込ませるだけで、動画やゲームが出力できないものかという発想から生まれたツールです。「シナリオ読込型創作ツール」という名称は、このことに由来しています。
ボタンが多すぎて使い方がわからない……
まずは「単独発声」を押して声が出ることを確認してみてください。次に右のテキスト欄にセリフを入れて「単独発声」を押して、色々なセリフを試して見ましょう。慣れてきたらキャラクタ選択を変えてみたりしてみてください。次に声ばかりで映像がでないな・・・と思ったら以下のいずれかに進みましょう。
1、AviUtlというフリーの編集ツールをインストールしてみましょう。その際には拡張プラグインも必要になります。単独発声でボイスを再生すると「出力フォルダ」というところに音声ファイルと一緒にAviUtlで編集できるEXOファイルが生成されています。これをAviUtlのタイムラインにD&Dすると、ボイス付き口パク動画が出来ていることが確認できます。
2.Liveタブをクリックして、"ReadingTimer->ON"をクリック、さらに"LiveWriter"もクリックします。LiveWriterが起動したら、適当にセリフを入力して"Write"ボタンを押してみましょう。キャラクタウィンドウが出てきてセリフを読み上げます。
3.シナリオの書き方がわかれば、MMD編集やコミPo!編集、RPGツクールMVのボイス付会話イベントを生成したりすることも出来ます。
当然ですが、無理やり全部の機能を引き出す必要はありません。動画が作りたい、ゲームが作りたいといった自分の目的に応じて、それに必要な機能だけが利用できれば、他の機能は必要になったときに試してみれば良いかと思います。