オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ -3ページ目

「ゲームルールチェンジ(働き方改革)」

国が本気で働き方改革を推進する姿勢が鮮明になった。
戦後からずっと「人一倍働け!」と言い続けてきた流れは、180℃変わる。

・働きたいのに働けないのはおかしい。
・どんな世界でも人一倍努力しないと成果は出ない。
・海外企業との競争に負ける。
 

など、私も当初戸惑い、周囲の経営者や働く人などからも戸惑いの声が未だに多い。
しかし、今回は「ゲームのルールが完全に変わった!」と認識し、次のフェーズに移る事を決めた。

ハードワークで有名な日本電産の永守社長が、「今後は残業をゼロに、その分、ロボットや自動化に1000億投資する!」は、さすがだ。ゲームチェンジの流れをしっかり感じ取り、いち早く手を打っている。
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12092230V20C17A1MM8000/

私は、今回の働き方改革を

・社員の働き方、稼ぎ方は多様化
・評価は働いた時間から成果へ

・企業は生産性向上へ投資(自動化等)

・人口減少社会で労働集約モデルからITAIやロボット)や金融レバレッジを効かせたIT&資本集約モデルへの転換

が本質と捉えている。

オプトGでは本質に則り舵を切っていきたい。

実はオプトGは創業以来「一人一人が社長」を社是とし、自立人材(職業的自立+経済的自立+精神的自立)=幸せと考えている。究極の形は全社員が個人事業主だ。世の中の流れが、ゲームルールが弊社理念に寄ってきたとも捉えられるので、そのような働き方を推進していきたい。時間や場所、条件や一緒に働く人で縛られる事なく、自由に働けるのが個人事業主。自分の分は自分で稼ぐという当たり前の事を、自由と責任(倫理)の上で行うスタイルだ。

 

全員が個人事業主などイメージできない人が多いと思うが、終戦後は全国民の半数以上が個人事業主だった時代がある。
 
 
 

戦後、「自分の足で立つ!」との強い意識から新事業が次々芽生え、松下やソニー、本田などが生まれた。その原点のバイタリティを残したまま、だが、一人でできる事は限界があるため、オプトグループの資源を横断的に活用する事で、大きな事を成せる会社・組織のメリットの両方を活かすスタイルを追求したい。

つまり、オプトは成長を志す自立人材やベンチャー企業に、様々なリソースを提供するプラットフォームの役割となる。ここから人材が輩出され、事業が創造される。そんな会社像を目指したい。

*「オプトホールディング 鉢嶺登のブログ」バックナンバーはこちらから。
<http://www.opt.ne.jp/holding/ceo/>