仏壇の行方 | 永い言い訳

永い言い訳

母と娘の二人暮らしから、ステップファミリーへ
悲喜交々、日々の記録です。


​小学生の娘と二人暮らし
病院勤務のシングルマザーです。

娘との生活や受験のこと、仕事や読書
お弁当など日常のことを
雑多に記録しています。


大好きな彼もまたシングルファザー。
2024.4
同居生活が始まりました。

二人で戸建てを建てるべく奔走中。
中3長男、中1次男、小6娘





お弁当ふたりぶん





彼と建てるおうち

来年の夏頃には引越しする予定です。





先日彼がポツリと話してくれた悩み。

亡き奥様の仏壇をどうするかということ。





ずっと扉が閉まった仏壇が

彼の家にあるのを知ってはいましたが

彼は亡き奥様の話はしたがらず

私は名前も知らされていないし

写真も見せられたことはありません。




次男とのふとしたやりとりで

実は知っちゃってはいますが。





奥様を亡くされたあと

男3人でなんとか歩いてきたんだと

よく言っていました。

奥様の存在を必要以上に感じさせない

という方法で。





彼自身もそうでなければ

辛かったんだと思います。

そして、今もそう。

例えば寝室に置いて

毎日その存在を感じながら生活するのは

気が進まないんだそう。





では子ども部屋に置くのはというのも

せっかく今新しい道を歩き出している

彼らの日常を昔に引き戻すのも

気が進まない、と。





奥様の亡くなり方や急だったこと

それまでの生活もあってのこと

かも知れません。





彼は信心深いわけではないので

仏壇そのものに意味があるとは

思わないと言います。





私も写真一枚、形見一つでも

そっと偲べるものがあるだけで

のこされた彼らの新しい生活には

充分なのかも知れないなと

今の彼らを見ていると思いますが




いずれにしても

私には想像もつかないことなので

彼が決めたことを受け入れるつもりです。





死別された方の思いはそれぞれかと思います。

彼の考えや私の私見も

不快に感じる方がいらっしゃったらすみません。

彼の考えは本心を押し殺すものかも?




ドラマなんかだとリビングにあって

みんなで手を合わせてたりしますけど

実際のご家庭ってどうなんでしょうね。