立春から雨水までの間、お雛様を飾るのに良いらしい。本当は立春すぐに出そうと思っていたが、天気が悪かったり、何となく心に引っかかる事があったり、押し入れの手前の物を出して、奥のお雛様のケースを出すのが一人では中々に面倒なことが一番の理由。何をするのも今は一人。

前回お雛様を出したのは恐らく5年前位だった。その前は10年前…。
2度とも母が大きな病気をして、無事に退院した春だった。わたしの人生は母の病気と共にあった。
こう言うと、ずいぶん不幸に聞こえるかもしれないが、共に乗り越えながら幸せな時間を過ごせたと今つくづく思う。
昨年の今頃、入院中だった母はきっとまた元気に退院して来ると信じていた。それが願いに変わり、苦しい時を過ごした。願いは届かなかった。
大きな辛いことの多い時は去った。
この先わたしにはいいことばかりが起きる。実際いいことばかりである。
生涯、健康で元気に過ごし、富んで豊かであり、毎日幸せでお世話になった人々にご恩返しをしながら、生きている。
あまり好きではなかったお雛様の顔が、少し違って見える。

rootsが京都なので、京風に飾りました。一から出直しのスタートラインに立ちました。お雛様どうぞお守りください。

