5歳の息子があかちゃんだった頃の話です。
1ヶ月健診の時に、『大人と一緒のお風呂に入っても大丈夫』だと言われました。
しかし、当時、夫は朝は7時前には家を出て、帰ってくるのは早くても夜8時。平日は1人でお風呂に入れなければなりません。
私は不器用かつ要領が悪いと自覚しているので、1人であかちゃんとお風呂に入るのは無理だと判断し、沐浴を続けました。
息子が2ヶ月近くになると、くるっと返して背中を洗うのが難しくなってきました。
そこであかちゃん用のバスチェアを購入し、そこに座らせて洗うことに。
バスチェアに座らせて、シャワーを息子の身体にかけたのですが、なぜか息子が、ものすごく怪訝そうな顔で私の方をじっと見つめてきたんです。
"えっ?なに?どうしたの!?"と思って、すぐに気がつきました。
シャワーの温度を確かめずに息子にかけてしまって、まだ水のままだったんです!
バスチェアに気をとられて、お湯になるまで待つのを忘れてしまいました。
真夏の昼間だったからよかったものの、これが冬だったら…、熱めのお湯だったら…(設定した温度よりもあきらかに熱いお湯が出ることもあったので)、と考えると恐ろしい
息子に『ごめんねー』と声をかけて、お湯になるのを待って再チャレンジ。
しかし、私が購入したバスチェアは思っていたよりも使い勝手が良くなかったので、初日でお蔵入り。
そこで、全身洗えて洗い流さなくてよい沐浴剤を使うことにしました。
くるっと返さなくても、ベビーバスに浸からせたまま、背中やお尻もガーゼで拭えばいいし、泡を流すのが大変だった頭も簡単に洗えます。
でもこれは、あかちゃんの息子は地肌が見えるくらい薄毛だったのと、肌が強かったからできたのかもしれません。
妹の子は、沐浴剤を使ったら肌が荒れてしまったそうです。
この沐浴剤で、生後8ヶ月まで沐浴を続けました。
ベビーバスはぎっちぎちでした笑
私としては1歳くらいまで続けたかったのですが、ベビーバスに入れると泣くようになってしまったので…。
たぶん、休日は夫に息子の受け渡しを頼んで、一緒に湯船に浸かっていたので、ベビーバスが嫌になったのかなあ、と。
いよいよ沐浴を卒業せざるを得なくなって、あかちゃんとの入浴方法をネットで調べたところ、
①浴室にバスチェアなどを置いてあかちゃんを座らせ、寒くならないようにお湯をかけつつ、先にママが髪や身体を洗い、あかちゃんを洗って一緒に湯船に浸かる。
②浴室のドアの近くに裸のあかちゃんを寒くないようにバスタオルなどに包んで待機させ、ドアを開けたままあかちゃんの様子を見つつ、ママが先に髪や身体を洗い、あかちゃんを洗って一緒に湯船に浸かる。
大まかにはこの2つでした。
①だと、アパートの浴室は狭いので、バスチェアを私の横に置いたら、私が髪や身体を洗う時のシャワーが息子にかかってしまうし、後ろに置いてもかかりそう。なにより後ろは死角になるので怖い。お湯をかけるのも後ろだとやりにくいし、浴室暖房がないから冬は絶対に寒い!
②は、待機させるにもじっとしていないだろうし、ギャン泣きされそう。
そのため私がとった方法は、
一緒に浴室に入って息子を洗い、息子を抱っこしたまま、自分の身体もシャワーでよく流し、一緒に湯船に浸かって、一緒に出る。
私の髪や身体は、息子が寝た後にもう一度お風呂に入って洗う、という二度手間方式でした。
これは本当に手間なので、おすすめはしません
ちなみにお風呂から出た後は、脱衣所にバスタオルを2枚重ねて敷いたバウンサー(寝せられるタイプのもの)を用意しておき、息子をそこに置いてバスタオルで包み、先に自分が着替えてから息子の保湿や着替えをしていました。
息子がしっかり立てるようになって、湯船のへり?につかまって待てるようになった1歳4、5ヶ月くらいまで続けていました。
1人でも大変なのに、2人も3人も一緒にお風呂に入れている方、すごいなあって尊敬します。
それにしても、間違えて水をかけてしまった時の息子の表情は今でも忘れられません。
本当に『え、なんなの?』と言わんばかりの顔だったんです。生後2ヶ月でもあんな表情するんだなあと、息子には申し訳ないのですが、たまに思い出し笑いをしてしまいます