出産するまであかちゃんは、すやすや眠っているか、起きていてもねんねでにこにこ一人遊びをしているイメージでした。
あかちゃん時代の息子は、起きている間は基本ぐずっていて、
立って抱っこをしないと泣く、抱っこしていても座ると泣く、ベビーベッドや床に下ろすなんてもってのほか!という感じでした。
首がしっかり座るまで、抱っこは横抱きのため、立って抱っこしている間は何もできませんでした。
家事はもちろん、スマホも見られない、テレビも朝と夕方のEテレ以外なるべくつけないようにしていたので、とにかく時間が長く感じました。
特に大変だったのは、夜の寝かしつけ。
1~2時間立って抱っこは当たり前、最長4時間かかったこともあります。
なかなか目を閉じてくれなくて、疲れて座ってゆらゆらしようとすると泣く。
粘って座り続けると泣き声がヒートアップして覚醒してしまうので、立つしかありませんでした。
1~2時間立ってゆらゆらしてやっと息子が目を閉じる、この時点でもう私の腕は限界で、一刻も早く下ろしたい気持ちでいっぱいです。
5分程我慢して、それから慎重にそーっと下ろし始めるのですが、途中で気づかれてまたやり直し…ということも少なくありませんでした。
それはもう絶望の一言です。
夫は別室で寝ていたので、暗い部屋で一人延々と寝かしつけをしている時間は本当に孤独で、辛い時間でした。
あの頃は1ヶ月が3ヶ月くらいに長く感じていました。
ただ、生後4ヶ月頃から、寝かしつける直前の授乳で、息子が寝落ちするようになりました。
布団に下ろす成功率もぐっと上がり、寝かしつけが劇的に楽になりました。
夫も同じ部屋で寝るようになりました。
その頃の息子は、昼間にあまり寝なくなったこともあり、早ければ18時台に寝てくれることも!
しかし1~3時間毎に泣いて起きるので、その度におっぱいをあげていました。
それは1才2ヶ月で夜間断乳をするまで続きました。
私は育児に対する認識が本当に甘かったと思います。
息子を産むまで、こんなにも夜眠れないとは思っていませんでした。
睡眠不足って、心が荒む。
当時は常にイライラしていました。