最近、映画の【ビリギャル】を見ました。
勉強を全然やってこなくて、小学生ほどの学力しかなかった女子高生が、努力して慶應義塾大学に現役合格するお話です。
(ざっくりなあらすじ)
本人の努力はもちろん、家族や友人の応援もあり、受験まで乗りきっていくストーリーですが、
これを見ていて、ふと自分の大学生時代を思い出しました。
私は大学受験を失敗し、私立大学のある専門学科に入学しました。
同じ高校から来ている生徒はおらず、全員と初対面した状況でした。
自然と近くの席に座った子と友達になり、友達の友達という形で広がり、数人のグループができました。
みんな目指す資格は同じです。国家資格が必要になる資格です。
私は大学受験の失敗から、なるべく早めに国家試験に向けて意識していました。
しかし、グループの2人ほどが、私が真剣に板書したり参考書を読んでいると、
「おいガリ勉」
「勉強大好きだな」
とからかってきたのです。
当時はそんなふうに言われるのが恥ずかしくて、友達の前ではなるべく勉強しないようにしていました。
しかし、要領の良くない私は、できるだけ授業で聞いたところはその日のうちに復習して記憶しておきたかったのです。
だからどうしても授業のあと、ノートを書き直したり参考書を読んだりしたかったのですが、
その友達がからかってくるのです。
何も悪いことしてるわけじゃないのに。
どうしてこんな風に言われないといけないのか。
当時その交友関係に悩みました。
しかし、一度できたグループから抜けるのは、当時の大学の規模の小ささや、周りの子の目が気になったので、勇気がなくできませんでした。
最終的には国家資格に合格し、その友人とも疎遠になりました。
時々Twitterで、
中学受験をさせるのは、良い友人に出会ってほしいから。
周りの環境は大切。
という文を見ることがあります。
私もそれは否定しません。
やる、やらないは本人の自由だけど、
他人の足は引っ張らないでほしい。
我が子にも、まだまだ先のことだけど、できれば良い影響を受け合う友人関係を結んでほしいと願います。