2016年8月。
大学病院は待ち時間が長いと言われますが、その日もかなり待ちました。
予約では無かったので仕方ないですが、朝9時半に着いて呼ばれたのはお昼前。
太朗は待ちくたびれてグズって寝てしまいました。
診察してくれたのはM先生(男性)
事前に病院のHPを見ていたのですが、小児腎臓グループの現場的にトップの先生。
落ち着いた雰囲気のベテラン先生という感じでした。
記憶が曖昧ですが、その日の尿検査の結果は確か4+だったと思います。
風邪症状が治まっても蛋白が治まらないので再発ですね、と言われました。
ステロイドも飲んでいなかったし、このまま治まるとも思えなかったので、私も納得。
そして、再び約4週間の入院を言い渡されました。
正直、通院で何とかなるんじゃないかという期待の方が大きかったのでショックでした。
でも仕方ない、受け入れるしかない、しっかりしなくちゃと思いつつ頭はパニック状態。
太朗は寝起きで診察され、さらにそのまま採血されてギャン泣き。
私も診察が終わって旦那さんに電話をしながら、涙をこらえるのに必死でした。
小児科外来の待合スペースで泣きながら入院の書類を書き、院内のコンビニでお昼を買い泣きながら食べました。
状況を分かっているのかいないのか、お昼を食べた太朗はケロっとして元気。
私は旦那さんが病院へ到着した時にもうひと泣きして、何とか気持ちを落ち着かせました。
この日、子供たちよりも私が一番泣いていた気がします。
その日の夜からステロイドMAX30ミリからスタート。
1日30ミリを4週間。
その間は退院出来ません。
まずは蛋白がマイナスにるように。
その後の治療は、蛋白がマイナスになってからまた相談する、という事になりました。
退院してから1ヶ月。
前の病院とは全く違う状況で、新たな入院生活が始まりました。