今回は鉄道に見られる車止めについて解説していきます。

車止め（エンドレール）

車止めは線路の終端部に設置される。

枕木とバラストのみの簡易なものや

油圧式の本格的なものがあります。

枕木

枕木を数本線路上に固定したもの

油圧式の緩衝装置が列車を迎える形で設置されているもので、用地が少なくて済むが他種に比べて格段に高価になる

車止めがその役目を果たすにも限界はあり、車両がある程度以上の速度で衝突した場合、車両が乗り越える可能性もある。

そのため、ATSやATCを設置して列車を予め強制的に減速させ、車止めへの衝突時の損害を少しでも緩和しようという取り組みがされている。

線路を覆うように砂利を盛っただけのものを言う。設置・撤去が容易であるため、主に安全側線や、近い将来に延伸の予定がある暫定的な終端等で使われる。

鋼材を櫓型に組んで作られたもの。最も一般的で、引き上げ線や電留線などに幅広く使用される

レールを上方に向かって逆U字形に曲げることで車止めの機能を果たすもの。

コンクリートの塊を線路端に置いたもの。制走堤とも言う。

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