はじめまして、はちろうと申します。

 

簡単に自己紹介を

私は現在関東在住の20代後半社会人です。

いわゆる「蝶屋」の私ですがこの趣味を本格的に始めたのは2年ほど前

もともと自然豊かな地域の生まれでもあったことから小学生の頃よりクワガタ、蝶、川遊びをはじめとした自然が大好きな子供時代でした。

しかし中学、高校と進学するにつれ周囲には生き物が好きな友人もおらず、部活、勉強、ゲームに漫画といった新しい刺激に触れるにつれ依然として生き物は好きではあるが特段採集や飼育を行わず、大学に入るころには生き物に対する興味もほとんど薄れていました。

転機は大学最終年、6月に学事で奄美大島へ数週間滞在することに。

奄美大島といえば全国の生き物屋憧れの島。いくら蝶屋から離れていたとはいえ当然私も奄美に行けるということでワクワクが止まりませんでした。

実は大学内に敏腕蝶屋が一人いるのですが彼にこのことを話すと、「6月?一番いいじゃん、アカボシとかフタオ見れるんじゃない?」

数舜して私の頭の中を疑問符が駆け巡った。

ん???フタオ???沖縄にしかいないのでは?そして採集禁止では?

そう、中高大と蝶から離れていた私は知識が全くアップデートされていなかったのです。

なんとフタオチョウは2010年代後半から奄美大島に移入種として定着していたのである。そして奄美大島は鹿児島県。そう、沖縄県では採集が禁止されているフタオチョウも鹿児島県では合法的に採集ができてしまうのだ。

小学生の時分からあこがれていた在来種アカボシゴマダラに加え、フタオチョウまでいいシーズンで迎えてしまうなんて。

図鑑の中でしか見たことのない両種との出会いに胸を膨らませ迎えた奄美大島、無事初日にテリトリーを優雅に滑空するアカボシゴマダラを、2日目には放置トラップに鈴生りについているフタオを目にし私の蝶屋としての活動がスタートしました。

 

大人になった今ならかつては図鑑でしか見られなかったあの光景を、あの蝶を自分で見られる、採れるんだという成功体験を得た私は先述した友人にお世話になりながらへっぽこ蝶屋として採集に出向く日々を送っています。

 

このブログはそんな私の採集行を記録として残しておこうと思い立ち、始めることにしました。

ただはっきり言ってブログを頻回に書くのはめんどくさい。筆不精の自分にとってはなおさらだ。

ということで採集に行った場所、当日の様子などを簡潔に記載するのみの味気ないブログになることはここで謝罪しておきます。

読み物というよりは単なる記録のようなものになってしまいますが、気軽に書くことで続けられるのではと思っています。

 

それではまた