仕事が休みの日は、たいていエアガンを撃っている。
雑木林の中、気が済むまで撃って、手を休めてコーヒーを飲みながら「あの弾道はなぜそれるんだろう」とか「どうすれば集弾性が上がるんだろう」などと考える。あるいは、ただただ座ってぼーとしたり。
最近では、ゲームに参加するよりこうして一人で撃って、考えて、イジって、また撃って、という方がいいような気がしている。
そんな最近のいいパートナーが、電動スナイパーのicsライトウェイプレアドール。素性はよく、箱出しで90%くらい、プチカスタムで95%くらいまでもっていけてるのだが、ここからあと1%、2%つめるのが難しい。ま、ここがトイガンの限界かもしれないのだが。
色々やってきて、良くなった、と書いているが、実はまだ不満がある。弾が想定以上に散るのだ。どうも納得できない。
ひとつには、等倍のダットサイトだと気にならないものが、4倍のスコープ越しだと拡大されて、大きく見えてしまうということがあるだろう。しかし、それにしても……。
で、今日撃っていると、ふと「……なんだか押しゴムが気になるなぁ」と思った。なぜそう思ったのか説明はできないのだが、長く撃っていると感覚としてわかることがあり、たいていそれは当っている。
ホップパッキンはよく気にするが、押しゴムは最初にセットしてしまえばあまり注意を向けない。
チャンバーを分解して押しゴムを取り出すと、おやおや変形している笑。
押しゴムの変形なんて初めて見た。これはics純正で、弾性はあるがマルイよりはかなり硬め。材質的にもいかにも劣化で変形しそうなものだ。マルイのなんて20年前のものだって変わりなく弾性を保っている。
黒のマルイに比べると、icsは素材が硬いし、厚みがある。マルイは軟らかく薄い。右の半透明のものはメーカー不明の中華で、樹脂の塊のようで弾性はほぼない。
当然ながら鉄板のマルイ製に替える。
替えて撃つと…………ん〜〜、何だかあまり変わらないな!? 弾の散り方にランダム感が出たような!?
硬い押しゴムが変形して弾に影響する場合は、ある程度決まった方向にズレると思う。今回はランダムに散る。これは押しゴムが軟らかくて毎回違ったズレ方をする、ということではないか?
つまり、マルイの押しゴムが軟らかすぎるのか!?