さてさてマラソン大会当日。

今振り返ると本当に貴重で素晴らしい体験ができたなーって思います。

マラソンには縁のなかった私。
もともと貧血持ちなこともあり、上下運動が苦手で階段を登るとゼーゼーハーハーしました。

今年、還暦を迎える父がホノルルマラソンツアーを申しこみ、行くことを決定。
以前からよくマラソン大会に参加していた父。
私も何となくいくつか応援に行きましたが、どの大会も参加人数が多く、ゴールどころか走ってる姿も見ることができずにいました。

ずっとホノルルマラソンを走りたい、定年後に走りたいと言っていた父が、ツアーを申し込んだ時は、「あー、本気なんだなー」と思いつつ、私も仕事を調整できたら、応援にでも行こうかなーなんて安易に考えてました。

ただ、ここ1年、信じていた人が信じられなくなったり、自分自身が嫌になる出来事があったことで、自分もホノルルマラソンを走ったら、少なくとも自分にとってプラスになるんじゃないかと考えるようになったことや、伴走すれば走ってる姿もゴールする姿も写真に納めてあげられるのではないかと思い、エントリーは後回しに、
自分自身もトレーニングを重ねてみることにしました。


初めて走ったのは4月下旬。
2キロ走り切ることも出来ず、途方にくれたのを覚えています。
このままではいけないと、完走のためのトレーニングスケジュールを立てて、コツコツと距離を伸ばしていきました。


練習時間が限られているので、とにかく本を読んでは有効なトレーニングや筋力アップの仕組みを学びつつ、マラソンを乗り切る方法を模索しました。
プロテインを飲んだのも人生初めての経験でした。

時間を見つけて走るようにして、時には有給も練習に費やしました。

もともと走るのは好きじゃない私。
どんな練習も辛さしかない中で、少しずつ、距離が伸び、速くなることに達成感はありました。

練習中は現実逃避することも多く、好きな人と朝を迎える妄想をしたり、好きな音楽を聴きながら、ただひたすら走りました。

stravaによると走行距離448.2キロ。時間50時間。

父の伴走を目的にしてましたが、6時間を切ることが私の目標になり、それを目指して練習を重ねました。


本番は私にとって本当にあっという間。

走っている間は父とくだらない話しをしたり、
景色の話しをしたり、
なんか1番話したんじゃないかって気がします。

30キロまでは一緒に走り、途中から父の足の調子が悪くなり、私に気を遣われるのが嫌なのか、先に行ってくれと言うので、それからは別々に走りました。


30キロ以上は走ったことがなかったので、足の疲れも溜まりつつあり、上手くは走れなかったものの、
無事ゴールできました。



サブ5.5を達成できました。

走り切ってから、少しずつ実感が湧き、なんか涙が。。。

練習。
すごく辛かった。
すごく長かった。

でも自分にできた。
こんな自分でもできた。

それがすごく嬉しかった。

ホノルルマラソンのスタートに立てた、この偶然の積み重ねに感謝。

父にも好きな人にも家族にも同僚にも友人にも。
すべてに感謝。

そして。。。
大丈夫、私。
これからの人生もきっと上手くいく。
自分を信じること。
相手を信じること。

ダメならまたやり直せばいい。