そういえば私、基本的に根暗です(唐突に)

そして、自分の人生には恐らく関わらないであろう世界を垣間見ることがとても好きだったりする。

主には小説だったりブログだったりだけど、犯罪心理とかストーカー心理とか。

もしかしたら私にはとても思いつかない内容で、ある意味感心してる部分もあるかもしれない。

 

今日、Yahooニュースでオウム真理教の話題があった。

オウムの後継団体が東京拘置所等を巡礼しているという話題。

正直私には全然わからない世界。

拘置所に聖地感ないし、とか思ってるタイプ。

でも、去年だったかな?森達也さんが書かれたA3という書籍や

元オウム信者の方々のブログを読んでみた時期があった。

そこにはテレビや報道で得ただけの私には知らないオウムの世界があった。

ヨガを前身として発足したオウム。

もし私がその当時ヨガに興味があって今ぐらいの年齢だったら道場に行ってみたかもしれない。

まさかあんな大事件を起こすなんて思わず、ただただ邁進していたかもしれない。

 

例えば勤めている企業。

去年転職したばかりだけど、働きやすくてありがたいなって毎日思ってる。

上司も私が迷ったとき、明確に道を示してくれる。

私は支店勤めだけど、本社から社長がいらっしゃったときには楽しくお話もする。

だけど、もし(そんなことは100%ない前提だけど)社長を筆頭に何か重大な事件を起こして

会社が糾弾されるような状況になった時、私は信じられないと思う。

あんなにいい会社なのに、毎日みんなで働いていたのに。

何かの間違いであると思う。

でも、世間からはきっと「あの団体の一員」だと見られるに違いない。

毎日テレビ、SNSで叩かれる日々になるのだろう。

 

これと同じことだったりしないのかな?

本当に状況を知っていたのはオウムの中でもごく一部の人で

それ以外の人はただもっと漠然と別の信念があったんじゃないかな。

だからと言ってもちろん許されることではないかもしれないけど。

当事者ならともかく、間接的に事件を知っているだけの私が

「あの団体は、かつてあの団体にいた人々は全て悪」と決めつけるのは

まちがってる気がしてならない。

そう考えるのはきっと楽だけど、真実ではないと思うから。

いまいちど視野を広く持って、自分に取り入れるべき情報を

信じられる内容を取捨選択する必要があるな、と思ったのでした。

 

あー、超絶長いブログになっちゃったけど書いたら頭の中が整理された気がする。

もしお読み頂いた方がいたとしたら、本当にありがとうございました。