愛する読みもの | 辻明佳のナイフとフォーク

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旅、お料理、ときどき女優。

愛読書、

いろいろあるけど


学生時代からずーっとはまってるのが



『地球の歩き方』。



うん、あの、ガイドブックの(・∀・)



こーれーが面白いんだって!!



最初に買ったのは
『地球の歩き方 インド』。
2002年版。


インド版は
『歩き方』を
バックパッカーのバイブルたらしめた名著なんだけど、


ただのホテルや観光スポットの紹介にとどまらず、


寺院や史跡にまつわるかなりふみこんだ歴史背景、

地域ごとの文化や作法の微妙な違い、

そして食。


さらには


インドとは何か。


インド人とは何なのか。


私たち日本人観光客がインドへ行くとはどういうことなのか。


私たちはいったいどうやってあの雄大な混沌の中に混じり、
どう彼ら、

強引なリキシャドライバーや、
たくましい物乞いのこどもたちや、
人懐こい安宿のおやじや、
ものすごいトイレや、
手で食べるカレーや、
彼らの信仰や、
圧倒的な朝日に相対していくべきなのか。


いやもうむしろそんなことを考えることすら傲慢で

ガンジスの聖濁にただ包まれるしかないように

わたしたちはただ飛び込み、

たゆたうことのみがゆるされるのであって、

その上で何かを決めつけるなんて
永遠にできないのかもしれないよね……


みたいなことまで考え「させる」構成になっていて。



まじ何回読んだかわかんない。



そしていまだにインド行ったことないという笑


行けよ自分!



はーまた読みたくなってきたぞ。



てなわけで、
通常ガイドブックってのは

行くことが決定してから買うもんかと思うんだけど


全然行ったことない国の『歩き方』が
うちには8カ国ぶんくらいあります。


ハワイ版もしあわせそうでおすすめ。


タイ版はもうちょっといけるんじゃないかなー……←何様


というわけで

今日も今日とて脳内旅行。



本物旅行……したいなー……