第17話 P R W
爆発に巻き込まれた お婆さんが目覚めると、そこは暗闇が果てしなく続く世界でした。
そこで光るモノは自らの左胸の淡い光のみ。
ここは天国か地獄か…
お婆さんは二つの光の方へ歩きだしました。
トボトボト
するとそこにはボロボロになったお爺さんとヌ・ラリヒョンが倒れていました。
お婆さんが見つけた光もまた、二人の左胸の光でした。
お婆さんは慌てて駆け寄りました。「お爺さんや!ヌ・ラリヒョンや!大丈夫かえ?」
お婆さんが呼びかけると反応がありました。
お爺さん「ここは?地獄かえ?とうとう来てしまったえ…まぁ婆さんと一緒ならわしゃ幸せだがのう。」
なぜかお爺さんは笑顔でした。
ヌラリヒョン「ん…?ここは?この光は?」
お婆さん「本当に死んでしまったんかねぇ…正美は大丈夫かねぇ」
ヌラリヒョン「こんなことになってまで他人の心配とは…心清き人者達よ」
お婆さん「爺さん立てるかえ?」
お爺さん「さっきのゴタゴタで疲れてしまった…。アトウィン…そうだ!あいつはどこへ行った?」
ヌラリヒョン「…あの爆発でしたので今は何とも…」
お爺さんは肩を落としました。
お婆さん「いったいここはどこなんじゃ…」
ヌラリヒョンが突然遠くを指さし。
ヌラリヒョン「お爺さんお婆さん!遠くに微かに淡い光が見えます。ひとまずそこへ向かいましょう。」
お爺さん達三人は微かに見えた光の方へ希望を求め歩き始めました。
ヌラリヒョン「それでは歩きながらで失礼します。少しの間私がお話をしましょう…そう、鬼ヶ島とあの薬に関するお話を…」
ヌラリヒョンがお爺さん達に話し始めました。
「我々が住んでた【ダ・サン王国】、今戦争している隣国【護摩の国】、滅んだ鬼ヶ島【オーガスチーヌ独立国】の三つの島国はそれぞれが持つ文化や発展した能力によりお互いが干渉・牽制しあい、この島国の集まる海域のバランスを保っていました。しかしダ・サン王国の【代表】とよばれる者は強欲にも【護摩の国】の文化を欲しがりました。
【護摩の国】の住人はエルフと呼ばれる民族で、遠い昔から【妖力】を持つとされ、それが生活に浸透し、文化として発展した。 それを手に入れるため【代表】は戦争を仕掛けたのです。
中には反対する国民もいましたがこの国の【代表】の持つ権力は王と対等か、もしくはそれを上回るものでしたため…権力を行使する代表派の者により、押しつぶされてしまいました。」
お婆さんが割り込みました。「だがそうなれば、鬼ヶ島のやつらが黙ってはおらんかったじゃろ?」
ヌラリヒョンは話を続けます。
「オーガスチーヌの鬼達も勿論黙っているはずもなく、ダ・サン王国の反乱を止めようとしました。
だがしかし、それも想定内だったのでしょう。
鬼達の【弱み】とされるものをダ・サン王国は得たのです。【護摩の国】をともに占領した暁にはそれ(弱み)を返すと約束され、オーガスチーヌの鬼達はダ・サン王国側につかざるをえない状況にたたされました。
鬼達とダ・サン王国の連合軍は護摩の国に襲いかかりました。
元々護摩の国のエルフ達は争いを好まない種族で【妖力】を濫用する事はなかったため。
エルフ達も最初は武力(妖力)を使わず、言葉で説得し続けました。
しかしダ・サン王国の過度の虐殺行為にエルフ達も宣戦布告しました。
お互い力のぶつかり合いになり戦いは泥沼化していきました。
鬼や人間達の中にも反政府組織が生まれ、反戦デモの激増により戦線はさらに拡大しました。
中でも鬼達の中の反政府組織【レッドジラフ】は力をつけ 鬼達の大半がレッドジラフへ加わり、さらにオーガスチーヌの総督【鬼ヤンマ】もダ・サン王国に反旗を翻した。
弱みをとりかえそうとした【鬼ヤンマ】や【レッドジラフ】であったが、もう時はすでに遅し…少数の鬼達に対して数的差で圧倒したダ・サン王国が【レッドジラフ】を解散させ、敗れた鬼達を拉致した。
それが今政府の【ジェヌシス】で幽閉されている 鬼達です。
だが追い詰められたエルフ達は【妖力】による【大結界マーマ】を発生させ、島にバリアを張ろうとしました。
それに対抗して開発されたのが 【ワトナリンF】です…。目的はといいますと。
エルフは妖力を術として使うとき必ず、呪文を声に出して詠唱するのです。
ご存じの通りワトナリンは元々、流行り病に対処するための薬でしたが 副作用として 摂取量により五感が鈍るという効果がありました。
ワトナリンの副作用をメインに効果を上昇させ、生物兵器として使い、エルフ達の聴力を奪い喋れなくし【妖術】を使わせない。それが目的で作られたのです。」
お爺さん「そんな…」
お爺さんとお婆さんは怒りにも似た悲しみに苛まれ…肩を落としました。
お婆さんは怒りに声を震わせながら言いました。「わしらの国のお偉いさんはそんな理由で戦争を始めたのかい…わしら国民は騙されておったのかい…」
お爺さん「わしも聞きたい…あんたらはなぜ…そんなものの開発を手伝ったんじゃ?」
ヌラリヒョン「私も鈴木博士もただ利用された訳じゃありません…私は自分を弁護するわけじゃありませんが、あなたがたのようなかぼちゃ…いや失礼…
普通の人より少し頭がまわるみたいでして…、それを知った政府は私を利用するために私をこんな姿に変え…私を拉致したのです。で仕方なくこの計画に加担したのです。
鈴木博士も政府に利用された口ですね。
私は自由になるチャンスを伺っていたところにあなた方が現れ、暴れて頂いたおかげでどさくさに紛れ、逃げ出す事に成功しました。感謝の恩が絶えません。」
お爺さん「それで失意の海さそり…か…」
お婆さん「じゃがなぜ?なぜなぜな? 正美はその薬を投与されたのじゃ!?」
ヌラリヒョン「詳しくは知りませんが…正美さんこそが【オーガスチーヌ側の弱み】だと言われていたのは事実です。おそらくダ・サン王国側の口どめでしょう…」
お婆さんやお爺さんは暗闇の中で目を伏せました。
左胸の光が少しぼやけました。
そうこうするうちに三人は光の元へたどり着きました。
すると後ろから男?の声が…「そこの老夫婦よ!待って下さい!それ以上進まないほうがよろしよ!時の迷子になってしまうわ!」
お爺さん達が振り向くとカボチャの被り物とマントを羽織った男が腕を組んでいました。
男の衣服からは淡い光がもれていた。
そうですその男こそわたしくし!この物語の語り部【Mr.Halloween(ミスターハロウィン)】です。自己紹介は物語の中で…はっははん。
お爺さん「そなたは?!」
私(ミスターハロウィン)「私はミスターハロウィンともうします。あなた達は【時のパスポ】をお持ちでないところをみると…アウトサイダーの人達ですね~。早く元の時代に戻してあげなきゃですね~。」
私は困りましたが職務上やらねばいけなかったので、しょうがなく事務処理をすませようなんて思っていましたが…(アウトサイダー)のめんどくさいところは要は事故でこの【PR-(パンプキンレールウェイズ)】に現れた物達なので、ここがどこか、どうしてここに来たのかとかとかとか…いろいろ知らないことだらけで、中にはパニックを起こし、この暗闇に去って行く者もいるのです。
案の定…
お爺さん「ドーナッツさん!ここはいったいどこなんじゃ?」
私(ドーナッツじゃねぇし…ミスターしかあってねぇし…ミスターもついてねぇし…まぁいいや。)
お婆さん「地獄かえ?地獄なんかえ?」
ヌラリヒョン「お爺さん達失礼ですよ。私達から名乗りましょう」
お爺さんは(何をえらそうに)とヌラリヒョンに思いましたが大人の対応をしました。
お爺さん「そうじゃのうまず自己紹介から。ちっ」
舌打ちが聞こえました。
お爺さん達はここへ来た敬意を私に話してくれました。わけありですね…私もあの時代の情報が少なかったため刺激的でした。
私「そうですか…では今度は私の番ですね。
私、ミスターハロウィンはこの【PR(パンプキンレールウェイズ)】の総管理長です。
まぁ社員は私だけなので、呼び方は自由です。ミスターハロウィンやハロウィン総長 ハロウィン大佐 ハロウィン大統領 ハロちゃん。なんでも結構やほーい。
簡単に説明しますと、この空間は 時代を線路で繋げて私が運転する【JーOーランタン号】(電車)で未来や過去を行き来できる場所なのです。
あなた方は何かの拍子に次元の溝からこの空間に飛ばされて来たのです。
なので! あなた方はまだ生きてますですよ!やったー。」
お爺さん達は私のテンションに圧倒されました。
お爺さん「ひとまずよかったのかのう…」
私「次元の改札口はすぐに用意できます。直ぐにでも準備しますね。」
お婆さん「ちょっと待っておくれ!もしこの空間を移動したら過去にも戻れるっていうことじゃろ?」
私「出来ますよ~でも残念ですが【時のパスポ】をお持ちでない方は【j-o-ランタン号】には乗れません。【時のパスポ】を持つ者。すなわち【時の番人】の許しを得た者以外が時空を超えると歴史や未来が変わってしまうのです~。 時空を超えた者の存在がなくなったり、もしくわ未来自体が存在しなくなる可能性がでてくるのです。」
お爺さん「ぬん…正美を救えると思ったんだが…」
お爺さんはそう呟いて肩を落としました。
お婆さん「そういえば!わしら以外にも黒いマントの男と青鬼のカラクリがあの場におったのだが知らんかのう?」
ヌラリヒョン「黒いマントの男が刀身のない刀で時空に切り目をつけて、シンビジューム達を葬ろうとした瞬間に爆発が起こって私達がここへ飛ばされた…
すなわちあの黒いマントの男はこの空間と何か関係があるのでは…?」
お爺さん「そうじゃのう…少なくとも可能性はあるのう…」
すると
「ドドドカッーン」
爆発音が近くから聞こえました。
みな驚きました。
ミスターハロウィン「何事?路線事故かしら?」
お爺さん達とミスターハロウィンは駆けつけました。
するとそこにはボロボロに 大破したシンビジュームの破片と…
傷付き破けた黒いマントを羽織った 女性の姿が!!
この女性はまさか アトウィンなのか? お爺さん達は無事にもとの時代に戻れるのか? マリアやレノトン達があせるわけとは…
真実は次回へ
つづく
そこで光るモノは自らの左胸の淡い光のみ。
ここは天国か地獄か…
お婆さんは二つの光の方へ歩きだしました。
トボトボト
するとそこにはボロボロになったお爺さんとヌ・ラリヒョンが倒れていました。
お婆さんが見つけた光もまた、二人の左胸の光でした。
お婆さんは慌てて駆け寄りました。「お爺さんや!ヌ・ラリヒョンや!大丈夫かえ?」
お婆さんが呼びかけると反応がありました。
お爺さん「ここは?地獄かえ?とうとう来てしまったえ…まぁ婆さんと一緒ならわしゃ幸せだがのう。」
なぜかお爺さんは笑顔でした。
ヌラリヒョン「ん…?ここは?この光は?」
お婆さん「本当に死んでしまったんかねぇ…正美は大丈夫かねぇ」
ヌラリヒョン「こんなことになってまで他人の心配とは…心清き人者達よ」
お婆さん「爺さん立てるかえ?」
お爺さん「さっきのゴタゴタで疲れてしまった…。アトウィン…そうだ!あいつはどこへ行った?」
ヌラリヒョン「…あの爆発でしたので今は何とも…」
お爺さんは肩を落としました。
お婆さん「いったいここはどこなんじゃ…」
ヌラリヒョンが突然遠くを指さし。
ヌラリヒョン「お爺さんお婆さん!遠くに微かに淡い光が見えます。ひとまずそこへ向かいましょう。」
お爺さん達三人は微かに見えた光の方へ希望を求め歩き始めました。
ヌラリヒョン「それでは歩きながらで失礼します。少しの間私がお話をしましょう…そう、鬼ヶ島とあの薬に関するお話を…」
ヌラリヒョンがお爺さん達に話し始めました。
「我々が住んでた【ダ・サン王国】、今戦争している隣国【護摩の国】、滅んだ鬼ヶ島【オーガスチーヌ独立国】の三つの島国はそれぞれが持つ文化や発展した能力によりお互いが干渉・牽制しあい、この島国の集まる海域のバランスを保っていました。しかしダ・サン王国の【代表】とよばれる者は強欲にも【護摩の国】の文化を欲しがりました。
【護摩の国】の住人はエルフと呼ばれる民族で、遠い昔から【妖力】を持つとされ、それが生活に浸透し、文化として発展した。 それを手に入れるため【代表】は戦争を仕掛けたのです。
中には反対する国民もいましたがこの国の【代表】の持つ権力は王と対等か、もしくはそれを上回るものでしたため…権力を行使する代表派の者により、押しつぶされてしまいました。」
お婆さんが割り込みました。「だがそうなれば、鬼ヶ島のやつらが黙ってはおらんかったじゃろ?」
ヌラリヒョンは話を続けます。
「オーガスチーヌの鬼達も勿論黙っているはずもなく、ダ・サン王国の反乱を止めようとしました。
だがしかし、それも想定内だったのでしょう。
鬼達の【弱み】とされるものをダ・サン王国は得たのです。【護摩の国】をともに占領した暁にはそれ(弱み)を返すと約束され、オーガスチーヌの鬼達はダ・サン王国側につかざるをえない状況にたたされました。
鬼達とダ・サン王国の連合軍は護摩の国に襲いかかりました。
元々護摩の国のエルフ達は争いを好まない種族で【妖力】を濫用する事はなかったため。
エルフ達も最初は武力(妖力)を使わず、言葉で説得し続けました。
しかしダ・サン王国の過度の虐殺行為にエルフ達も宣戦布告しました。
お互い力のぶつかり合いになり戦いは泥沼化していきました。
鬼や人間達の中にも反政府組織が生まれ、反戦デモの激増により戦線はさらに拡大しました。
中でも鬼達の中の反政府組織【レッドジラフ】は力をつけ 鬼達の大半がレッドジラフへ加わり、さらにオーガスチーヌの総督【鬼ヤンマ】もダ・サン王国に反旗を翻した。
弱みをとりかえそうとした【鬼ヤンマ】や【レッドジラフ】であったが、もう時はすでに遅し…少数の鬼達に対して数的差で圧倒したダ・サン王国が【レッドジラフ】を解散させ、敗れた鬼達を拉致した。
それが今政府の【ジェヌシス】で幽閉されている 鬼達です。
だが追い詰められたエルフ達は【妖力】による【大結界マーマ】を発生させ、島にバリアを張ろうとしました。
それに対抗して開発されたのが 【ワトナリンF】です…。目的はといいますと。
エルフは妖力を術として使うとき必ず、呪文を声に出して詠唱するのです。
ご存じの通りワトナリンは元々、流行り病に対処するための薬でしたが 副作用として 摂取量により五感が鈍るという効果がありました。
ワトナリンの副作用をメインに効果を上昇させ、生物兵器として使い、エルフ達の聴力を奪い喋れなくし【妖術】を使わせない。それが目的で作られたのです。」
お爺さん「そんな…」
お爺さんとお婆さんは怒りにも似た悲しみに苛まれ…肩を落としました。
お婆さんは怒りに声を震わせながら言いました。「わしらの国のお偉いさんはそんな理由で戦争を始めたのかい…わしら国民は騙されておったのかい…」
お爺さん「わしも聞きたい…あんたらはなぜ…そんなものの開発を手伝ったんじゃ?」
ヌラリヒョン「私も鈴木博士もただ利用された訳じゃありません…私は自分を弁護するわけじゃありませんが、あなたがたのようなかぼちゃ…いや失礼…
普通の人より少し頭がまわるみたいでして…、それを知った政府は私を利用するために私をこんな姿に変え…私を拉致したのです。で仕方なくこの計画に加担したのです。
鈴木博士も政府に利用された口ですね。
私は自由になるチャンスを伺っていたところにあなた方が現れ、暴れて頂いたおかげでどさくさに紛れ、逃げ出す事に成功しました。感謝の恩が絶えません。」
お爺さん「それで失意の海さそり…か…」
お婆さん「じゃがなぜ?なぜなぜな? 正美はその薬を投与されたのじゃ!?」
ヌラリヒョン「詳しくは知りませんが…正美さんこそが【オーガスチーヌ側の弱み】だと言われていたのは事実です。おそらくダ・サン王国側の口どめでしょう…」
お婆さんやお爺さんは暗闇の中で目を伏せました。
左胸の光が少しぼやけました。
そうこうするうちに三人は光の元へたどり着きました。
すると後ろから男?の声が…「そこの老夫婦よ!待って下さい!それ以上進まないほうがよろしよ!時の迷子になってしまうわ!」
お爺さん達が振り向くとカボチャの被り物とマントを羽織った男が腕を組んでいました。
男の衣服からは淡い光がもれていた。
そうですその男こそわたしくし!この物語の語り部【Mr.Halloween(ミスターハロウィン)】です。自己紹介は物語の中で…はっははん。
お爺さん「そなたは?!」
私(ミスターハロウィン)「私はミスターハロウィンともうします。あなた達は【時のパスポ】をお持ちでないところをみると…アウトサイダーの人達ですね~。早く元の時代に戻してあげなきゃですね~。」
私は困りましたが職務上やらねばいけなかったので、しょうがなく事務処理をすませようなんて思っていましたが…(アウトサイダー)のめんどくさいところは要は事故でこの【PR-(パンプキンレールウェイズ)】に現れた物達なので、ここがどこか、どうしてここに来たのかとかとかとか…いろいろ知らないことだらけで、中にはパニックを起こし、この暗闇に去って行く者もいるのです。
案の定…
お爺さん「ドーナッツさん!ここはいったいどこなんじゃ?」
私(ドーナッツじゃねぇし…ミスターしかあってねぇし…ミスターもついてねぇし…まぁいいや。)
お婆さん「地獄かえ?地獄なんかえ?」
ヌラリヒョン「お爺さん達失礼ですよ。私達から名乗りましょう」
お爺さんは(何をえらそうに)とヌラリヒョンに思いましたが大人の対応をしました。
お爺さん「そうじゃのうまず自己紹介から。ちっ」
舌打ちが聞こえました。
お爺さん達はここへ来た敬意を私に話してくれました。わけありですね…私もあの時代の情報が少なかったため刺激的でした。
私「そうですか…では今度は私の番ですね。
私、ミスターハロウィンはこの【PR(パンプキンレールウェイズ)】の総管理長です。
まぁ社員は私だけなので、呼び方は自由です。ミスターハロウィンやハロウィン総長 ハロウィン大佐 ハロウィン大統領 ハロちゃん。なんでも結構やほーい。
簡単に説明しますと、この空間は 時代を線路で繋げて私が運転する【JーOーランタン号】(電車)で未来や過去を行き来できる場所なのです。
あなた方は何かの拍子に次元の溝からこの空間に飛ばされて来たのです。
なので! あなた方はまだ生きてますですよ!やったー。」
お爺さん達は私のテンションに圧倒されました。
お爺さん「ひとまずよかったのかのう…」
私「次元の改札口はすぐに用意できます。直ぐにでも準備しますね。」
お婆さん「ちょっと待っておくれ!もしこの空間を移動したら過去にも戻れるっていうことじゃろ?」
私「出来ますよ~でも残念ですが【時のパスポ】をお持ちでない方は【j-o-ランタン号】には乗れません。【時のパスポ】を持つ者。すなわち【時の番人】の許しを得た者以外が時空を超えると歴史や未来が変わってしまうのです~。 時空を超えた者の存在がなくなったり、もしくわ未来自体が存在しなくなる可能性がでてくるのです。」
お爺さん「ぬん…正美を救えると思ったんだが…」
お爺さんはそう呟いて肩を落としました。
お婆さん「そういえば!わしら以外にも黒いマントの男と青鬼のカラクリがあの場におったのだが知らんかのう?」
ヌラリヒョン「黒いマントの男が刀身のない刀で時空に切り目をつけて、シンビジューム達を葬ろうとした瞬間に爆発が起こって私達がここへ飛ばされた…
すなわちあの黒いマントの男はこの空間と何か関係があるのでは…?」
お爺さん「そうじゃのう…少なくとも可能性はあるのう…」
すると
「ドドドカッーン」
爆発音が近くから聞こえました。
みな驚きました。
ミスターハロウィン「何事?路線事故かしら?」
お爺さん達とミスターハロウィンは駆けつけました。
するとそこにはボロボロに 大破したシンビジュームの破片と…
傷付き破けた黒いマントを羽織った 女性の姿が!!
この女性はまさか アトウィンなのか? お爺さん達は無事にもとの時代に戻れるのか? マリアやレノトン達があせるわけとは…
真実は次回へ
つづく
第16話 えすけーぷ
なんと、おじいさんとおばあさんが出会ったミーアキャットこそが【ヌ・ラリヒョン】失意の海サソリと呼ばれる男でした。
なぜミーアキャットなのか?なぜ海サソリなのか?なぜヌラリヒョンなのか?
疑問ばかりの展開におじいさんたちはというと…
おじいさん「でヌラリヒョンさんよ~あんたが正美をあんなんにしちまった張本人かい?」
ヌラリヒョン「話すと長くなりますが…まず否定しておきましょう。 おじいさん!おばあさん!まずこの研究所を出ましょう。ここにいたらこの先の安全は保証できませんよ。ついてきてください。」
予想を裏切る ヌラリヒョンの言動 雰囲気 容姿 に おじいさん達は拍子抜けしてしまい、黙ってついて行くことにしました。
マリア、ジョー、ステディ、河童、の4人はアトウィンと別れ研究所から逃げだそうとしていました。
前いた部屋から出て壁に沿って来た道を戻る途中のことです。
「見つけたぞ!侵入者だ!」兵隊は叫びトランシーバー越しに仲間に呼びかけました。
すぐに兵隊達に包囲されてしまいました。
兵隊「明智隊長この三名と一匹も侵入者の仲間です。」
明智「迷い人たちがこの研究所に何のようだ?重傷なカニとちんぴらライオンと嬢ちゃん…あとはサソリのペット。ピクニックにくるにはここは少々物騒だぜぇ…」
ステディ(傷を負ったジョーと嬢ちゃん抱えて逃げきれるのか…)
河童「明智か…いけ好かないないやつでやんす…」
明智「まぁそんなに落胆することはない…我々にその鈴木博士の日記を渡して貰えたら帰ってもらって結構。乱暴はしないさ!」
明智は妙な笑みを浮かべています。
ステディもまた笑みを浮かべ言います。「返すつもりはねぇし…返したところでただで逃がすはずもねぇ…おきまりのパターンだ。しかししかしだがしかし…これもお決まりのパターン。」
すると布切れをまとった影が現れ素早く ステディ、ジョー、マリアの三人にガスマスクを被せました。
河童「誰でやんすか…」
河童はうとうとし始めました。
ステディ「ここへくる前に出会ってね…ニヤリ」
兵隊達がバタバタと倒れ眠り始めました。
明智が目を細めながら言います。「くそ催眠薬かなんか…か…」
レノトン「お主…わしの術をそんな安っぽいものと一緒にしてくれるなよ。まぁ睡眠ミストだからさほど変わらないが。」
マリア「レノトンさん!」
「河童よあんたの分だ」布切れの影が河童にガスマスクを渡しました。
河童は涙ぐみながら言いました。「マジャルダさま…グスン。ありがとうございます。」
そこには布切れを脱ぎ捨てるマジャルダがいました。
レノトン「マリアさんその日記を手放すでないぞ!この国を動かす秘密が書かれているはずじゃ。」
霧の中から上半身を縛られた男と 布切れを被ったレノトンが現れました。
レノトン「タテガミよ!ぐずぐずしておられんぞ!即座に鈴木博士を見つけなければならんぞ。」
レノトンが男を突き出しました。
レノトン「こやつはお主等とサルナ鈴木博士の言動を全て監視しておった。そこで隣におった別の監視員とおかしな話をしておった。」
ステディ「あんたがそんなに焦るって相当まずいってことかい。」
明智「…」
ステディ「完全に沈黙…」
マジャルダ「全員堕ちたみたいじゃ!今の隙に!」
マリア「早く帰っておじいさん達に知らせないと…」
ステディ、 ジョー、 マリア、 河童、レノトン&男、マジャルダは無事に研究所からの脱出に成功しました。
おじいさんとおばあさんはヌ・ラリヒョンの案内で研究所を脱出しようとしていました。
ヌ・ラリヒョン「もうすぐ出口です。急いで」
おじいさん「さそりさんよ…偉そうに…(笑)」
ヌラリヒョン「仕方ないでしょう…このミーアキャットの姿で早くは走れません(笑)」
おじいさんはヌラリヒョンを肩に乗せ走りました。
ヌラリヒョン「ここは隠し通路としてシークレットパーツの搬入通路になってるところです。トップの人間しか知らないはず。次の扉のシャッターさえ抜ければ後は脱出したも同然ですね。」
ヌラリヒョンは電子ロックをハッキングし次々と扉を開けていきました。
最後のシャッターへ向かう通路でのことです。
ドゴーン!!
ヌラリヒョン達「!!!」
いきなり横の壁が破壊されました。
そして煙の中からアトウィンが現れました。
アトウィン「ちっ手強いな…」
おじいさん「あんたは!」
おばあさん「やっぱりここに来たら会えると思った!」
アトウィン「あんた達はこの前の!それよりっ!」
ドゴーン!
爆発と共に爆炎に紛れ 4体の青鬼が現れました。
アトウィン「あんた達引き返しな!こっからでられないぜ…」
おばあさん「あれはさっきわし達を襲った青鬼!良雄がいっぱいじゃ」
ヌラリヒョン「あいつらはあなた達の知ってる良雄さんじゃありませんよ…あれは【シンビジューム】!ただのカラクリです。意志はありません。それより黒き者よ!シンビジュームは受信機で命令を受け動いている!顎を砕け!」
アトウィン「もうやっている!数が多くて…
おまけにこいつ等、受信機を破壊されると自爆するようにプログラムしてある!」
アトウィンは素早くシンビジューム一体の下に潜り込み刀の鞘を振り上げ顎を砕いた。
おばあさん「早いわね!」
すると顎を砕かれたシンビジュームから警戒音が鳴り響き、チャージ音の後…
ドガーン!
爆発し粉々になった…
アトウィン「あと三体…」
ヌラリヒョン「なんとかせねば…こんな数のシンビジュームを生産していたとは…あと一枚扉の向こうが出口だというのに…」
するとおじいさんはヌラリヒョンを持ち上げ…壁の破片を渡すと…シンビジューム一体に向け投げてしまいました。
ヌラリヒョン「なっなんとーー!」
ぴと。
ヌラリヒョンはシンビジュームの肩にくっつきました…
ヌラリヒョン「しょうがありませーーんぬ!」
ガチん!
ヌラリヒョンは小さな体をひねり渾身の一撃をシンビジュームの顎めがけぶち込みました。
ヌラリヒョンは痙攣しました…「かたいです…ね。」
おばあさん「使えないネコね…南無三」
おじいさんは立ち向かいましたが 簡単に凪払われ、ヌラリヒョンも簡単にあしらわれました。
アトウィンの顔にも疲労の色が…
アトウィン「【あそこ】へ行ってもらうか…今の気力では負担が大きいが…こなくせぇ…」
するとアトウィンは刀を
抜きました。刀身のない刀を…
おばあさん「アトウィン!そんな刀身のない刀で何ができるのじゃ?そんな刀はまるで愛のない結婚と一緒じゃよ!」
アトウィン「(観解)ミルガイ!」
アトウィンが叫び 柄だけの刀を振るうと…
空気が止まったような奇妙な感覚になり、 空間に亀裂が走りました。 暗く…暗く…寒々しい空間が延々と続く世界が広がっていました。
おばあさん「なんじゃ!」
ヌラリヒョン「こ!コレは…」
アトウィン「じいさん達!絶対にこっちに近づくなよ」
アトウィンはおじいさん達を静止させ、シンビジューム1体を突き飛ばした。
するとシンビジュームは黒き空間に吸い込まれた。
アトウィン「あと2体…はぁはぁ」
2体のシンビジュームがアトウィンに襲いかかったその時…
1体のシンビジュームから警戒音が鳴りはじめました。
アトウィン「どういうことっ!っだぁっ!」
アトウィンは隙をつかれ、もう1体のシンビジュームに羽交い締めにされました。
ヌラリヒョン「まずいですよ!」
おばあさん「ここでそなたには聞きたいことがあるのじゃっああ!」
おじいさん、おばあさんはアトウィンを助けようと走りました。
アトウィン「くっくるな!!」
その時です…もう1体のシンビジュームの警戒音が止まり…
ドッゴォォオオーン
ヌラリヒョンが与えた一撃によりシンビジュームの受信機が破壊され自爆プログラムが起動してしまったのです。
おばあさん達「うぁああっ!」
アトウィン「くそっ!」
アトウィン達は爆発に巻き込まれてしまいました。
爆発がおさまり…煙が消えた…
その空間には…
破壊されたシンビジュームの残骸のみ…
そこへ兵隊達がかけつけました。
兵隊「シンビジュームの残骸…扉を開けた形跡はない…爆発に巻き込まれたか…」
おばあさんが目覚めると…
そこは暗闇が果てしなく続く 空間… 光はというと
自らの左胸の放つ淡いオレンジの光…
おばあさん「いたたたた…爆発に巻き込まれて…あっ!」
おばあさんは見たその先には 小さなオレンジの光が2つ…まるでろうそくの灯のような…
おばあさん達は 死んでしまったのか…
逃げ出のびたマリア達はどこへ向かうのか…
レノトンが焦るそのわけとは…
動き出した列車は次の駅で誰を乗せるのか。
つづく
なぜミーアキャットなのか?なぜ海サソリなのか?なぜヌラリヒョンなのか?
疑問ばかりの展開におじいさんたちはというと…
おじいさん「でヌラリヒョンさんよ~あんたが正美をあんなんにしちまった張本人かい?」
ヌラリヒョン「話すと長くなりますが…まず否定しておきましょう。 おじいさん!おばあさん!まずこの研究所を出ましょう。ここにいたらこの先の安全は保証できませんよ。ついてきてください。」
予想を裏切る ヌラリヒョンの言動 雰囲気 容姿 に おじいさん達は拍子抜けしてしまい、黙ってついて行くことにしました。
マリア、ジョー、ステディ、河童、の4人はアトウィンと別れ研究所から逃げだそうとしていました。
前いた部屋から出て壁に沿って来た道を戻る途中のことです。
「見つけたぞ!侵入者だ!」兵隊は叫びトランシーバー越しに仲間に呼びかけました。
すぐに兵隊達に包囲されてしまいました。
兵隊「明智隊長この三名と一匹も侵入者の仲間です。」
明智「迷い人たちがこの研究所に何のようだ?重傷なカニとちんぴらライオンと嬢ちゃん…あとはサソリのペット。ピクニックにくるにはここは少々物騒だぜぇ…」
ステディ(傷を負ったジョーと嬢ちゃん抱えて逃げきれるのか…)
河童「明智か…いけ好かないないやつでやんす…」
明智「まぁそんなに落胆することはない…我々にその鈴木博士の日記を渡して貰えたら帰ってもらって結構。乱暴はしないさ!」
明智は妙な笑みを浮かべています。
ステディもまた笑みを浮かべ言います。「返すつもりはねぇし…返したところでただで逃がすはずもねぇ…おきまりのパターンだ。しかししかしだがしかし…これもお決まりのパターン。」
すると布切れをまとった影が現れ素早く ステディ、ジョー、マリアの三人にガスマスクを被せました。
河童「誰でやんすか…」
河童はうとうとし始めました。
ステディ「ここへくる前に出会ってね…ニヤリ」
兵隊達がバタバタと倒れ眠り始めました。
明智が目を細めながら言います。「くそ催眠薬かなんか…か…」
レノトン「お主…わしの術をそんな安っぽいものと一緒にしてくれるなよ。まぁ睡眠ミストだからさほど変わらないが。」
マリア「レノトンさん!」
「河童よあんたの分だ」布切れの影が河童にガスマスクを渡しました。
河童は涙ぐみながら言いました。「マジャルダさま…グスン。ありがとうございます。」
そこには布切れを脱ぎ捨てるマジャルダがいました。
レノトン「マリアさんその日記を手放すでないぞ!この国を動かす秘密が書かれているはずじゃ。」
霧の中から上半身を縛られた男と 布切れを被ったレノトンが現れました。
レノトン「タテガミよ!ぐずぐずしておられんぞ!即座に鈴木博士を見つけなければならんぞ。」
レノトンが男を突き出しました。
レノトン「こやつはお主等とサルナ鈴木博士の言動を全て監視しておった。そこで隣におった別の監視員とおかしな話をしておった。」
ステディ「あんたがそんなに焦るって相当まずいってことかい。」
明智「…」
ステディ「完全に沈黙…」
マジャルダ「全員堕ちたみたいじゃ!今の隙に!」
マリア「早く帰っておじいさん達に知らせないと…」
ステディ、 ジョー、 マリア、 河童、レノトン&男、マジャルダは無事に研究所からの脱出に成功しました。
おじいさんとおばあさんはヌ・ラリヒョンの案内で研究所を脱出しようとしていました。
ヌ・ラリヒョン「もうすぐ出口です。急いで」
おじいさん「さそりさんよ…偉そうに…(笑)」
ヌラリヒョン「仕方ないでしょう…このミーアキャットの姿で早くは走れません(笑)」
おじいさんはヌラリヒョンを肩に乗せ走りました。
ヌラリヒョン「ここは隠し通路としてシークレットパーツの搬入通路になってるところです。トップの人間しか知らないはず。次の扉のシャッターさえ抜ければ後は脱出したも同然ですね。」
ヌラリヒョンは電子ロックをハッキングし次々と扉を開けていきました。
最後のシャッターへ向かう通路でのことです。
ドゴーン!!
ヌラリヒョン達「!!!」
いきなり横の壁が破壊されました。
そして煙の中からアトウィンが現れました。
アトウィン「ちっ手強いな…」
おじいさん「あんたは!」
おばあさん「やっぱりここに来たら会えると思った!」
アトウィン「あんた達はこの前の!それよりっ!」
ドゴーン!
爆発と共に爆炎に紛れ 4体の青鬼が現れました。
アトウィン「あんた達引き返しな!こっからでられないぜ…」
おばあさん「あれはさっきわし達を襲った青鬼!良雄がいっぱいじゃ」
ヌラリヒョン「あいつらはあなた達の知ってる良雄さんじゃありませんよ…あれは【シンビジューム】!ただのカラクリです。意志はありません。それより黒き者よ!シンビジュームは受信機で命令を受け動いている!顎を砕け!」
アトウィン「もうやっている!数が多くて…
おまけにこいつ等、受信機を破壊されると自爆するようにプログラムしてある!」
アトウィンは素早くシンビジューム一体の下に潜り込み刀の鞘を振り上げ顎を砕いた。
おばあさん「早いわね!」
すると顎を砕かれたシンビジュームから警戒音が鳴り響き、チャージ音の後…
ドガーン!
爆発し粉々になった…
アトウィン「あと三体…」
ヌラリヒョン「なんとかせねば…こんな数のシンビジュームを生産していたとは…あと一枚扉の向こうが出口だというのに…」
するとおじいさんはヌラリヒョンを持ち上げ…壁の破片を渡すと…シンビジューム一体に向け投げてしまいました。
ヌラリヒョン「なっなんとーー!」
ぴと。
ヌラリヒョンはシンビジュームの肩にくっつきました…
ヌラリヒョン「しょうがありませーーんぬ!」
ガチん!
ヌラリヒョンは小さな体をひねり渾身の一撃をシンビジュームの顎めがけぶち込みました。
ヌラリヒョンは痙攣しました…「かたいです…ね。」
おばあさん「使えないネコね…南無三」
おじいさんは立ち向かいましたが 簡単に凪払われ、ヌラリヒョンも簡単にあしらわれました。
アトウィンの顔にも疲労の色が…
アトウィン「【あそこ】へ行ってもらうか…今の気力では負担が大きいが…こなくせぇ…」
するとアトウィンは刀を
抜きました。刀身のない刀を…
おばあさん「アトウィン!そんな刀身のない刀で何ができるのじゃ?そんな刀はまるで愛のない結婚と一緒じゃよ!」
アトウィン「(観解)ミルガイ!」
アトウィンが叫び 柄だけの刀を振るうと…
空気が止まったような奇妙な感覚になり、 空間に亀裂が走りました。 暗く…暗く…寒々しい空間が延々と続く世界が広がっていました。
おばあさん「なんじゃ!」
ヌラリヒョン「こ!コレは…」
アトウィン「じいさん達!絶対にこっちに近づくなよ」
アトウィンはおじいさん達を静止させ、シンビジューム1体を突き飛ばした。
するとシンビジュームは黒き空間に吸い込まれた。
アトウィン「あと2体…はぁはぁ」
2体のシンビジュームがアトウィンに襲いかかったその時…
1体のシンビジュームから警戒音が鳴りはじめました。
アトウィン「どういうことっ!っだぁっ!」
アトウィンは隙をつかれ、もう1体のシンビジュームに羽交い締めにされました。
ヌラリヒョン「まずいですよ!」
おばあさん「ここでそなたには聞きたいことがあるのじゃっああ!」
おじいさん、おばあさんはアトウィンを助けようと走りました。
アトウィン「くっくるな!!」
その時です…もう1体のシンビジュームの警戒音が止まり…
ドッゴォォオオーン
ヌラリヒョンが与えた一撃によりシンビジュームの受信機が破壊され自爆プログラムが起動してしまったのです。
おばあさん達「うぁああっ!」
アトウィン「くそっ!」
アトウィン達は爆発に巻き込まれてしまいました。
爆発がおさまり…煙が消えた…
その空間には…
破壊されたシンビジュームの残骸のみ…
そこへ兵隊達がかけつけました。
兵隊「シンビジュームの残骸…扉を開けた形跡はない…爆発に巻き込まれたか…」
おばあさんが目覚めると…
そこは暗闇が果てしなく続く 空間… 光はというと
自らの左胸の放つ淡いオレンジの光…
おばあさん「いたたたた…爆発に巻き込まれて…あっ!」
おばあさんは見たその先には 小さなオレンジの光が2つ…まるでろうそくの灯のような…
おばあさん達は 死んでしまったのか…
逃げ出のびたマリア達はどこへ向かうのか…
レノトンが焦るそのわけとは…
動き出した列車は次の駅で誰を乗せるのか。
つづく
第15話 声の主
部屋に鳴り響いたのは【失意の海さそり】と呼ばれる男の声だった。
さそりはしゃべりはじめました。
「お集まりの方々はじめまして…とその前に…」
ピーピー…
フーン
機械の電源が落ちたような音の後
青鬼は死んだように動かなくなりました。
河童「さそり様!!遅いでやんす!」
マリア達は困惑していました。
さそりと呼ばれるやつが自分たちを閉じ込め、青鬼に自分たちを襲わせたものだと思っていたからです。
さそり「改めてまして皆様、はじめまして私は【ヌ・ラリヒョン】というものです。一応この施設のファザーコンピューターにハッキングしておきましたのであと数分ならこの部屋は安全です。であなた方の目的はワトナリンfinalの血清か?ほかの何かか?」
マリア「いろいろ聞きたいことはあるけど、まずは血清よ!!ここには血清はないの?」
ヌ・ラリヒョン「残念ながら鈴木博士の言葉の通りここにはありませんな。よくお調べの通り、鬼の生き血からも生成できます。ちなみに…そこの青鬼はカラクリ。ようは生き物ではないのです。
なのでその青鬼からは血清はできないのです。
あなた達が救いたいのは赤鬼のお嬢さんですか?」
マリア「そう!あなた方があのような状態にしたあの女性よ!」
アトウィン「…この件の首謀者は誰か聞かせろ。あと…ワトナリンfinalとやらの生成方法もな。」
ヌ・ラリヒョン「あわてなさんな…一つずつです。
河童よ!まず応急処置用パックを蟹城博士に渡しなさい。
一つ誤解をとかせてもらうと…直接ワトナリンfinalを投与したのは私達ではない。
鈴木博士も私もワトナリンの開発には関わったが、例のお嬢さんの件はいっさい関与していない。」
ステディ「じゃぁいったい誰が!?」
ヌ・ラリヒョン「だから…焦るなと言っています。
…まず血清なんですが…鬼が生きている場所へ行きなさい。」
マリア「鬼って最後の生き残りが正美さんなんじゃないの??鬼ヶ島は政府によって壊滅したはずよね?」
ステディ「噂では聞いていたが…まさか事実だとは…」
サルナ鈴木「さそり!なぜペラペラと軍の…いや国家の秘密をもらす!!」
ヌ・ラリヒョン「鈴木博士…私は軍の犬ではありませんよ。そして博士の日記帳があのお嬢さんの手の中にある以上時間の問題ですよ。ホホホ」
サルナは悔しがりました。
ジョーは歯を食いしばりながら痛みをこらえ 意識を飛ばすまいとこらえながらも事の真相を見守り続けます。
マリア「で鬼の居場所とはどこなの?!」
ヌ・ラリヒョン「鬼はこの国家政府の中枢…【ジェヌシス】で幽閉されている。」
ステディ「おいおい、大変なこと聞いちまったぜ…ジェヌシスって…」
ジョー「政府はいった…い…なにをたくらんでいるのでしょうか…」
マリア「そこに行けば鬼がいるのね!こうなれば早く行かなければ!」
河童がマリアを静止させます。「マリア嬢!ジェヌシスっていったらこの国の政治、治安、外交、軍部、様々な機関が集まった場所でやんす…しかもそんなトップシークレット…侵入も容易じゃないでやんす。」
その時です。
マシンの起動とともに青鬼(機械人形)が動き出しました。
ヌ・ラリヒョン「ちっもう動き出しましたか…そろそろおいとましなきゃいけませんよ!ってだっ誰だ何をする!?やっやめっ……」
河童「さそり様どうしたんでやんすか?」
マリア「ヌ・ラリヒョン!!あなたには聞かなきゃいけないことが沢山あるのよ!」
ステディ「通信が途絶えた…マイクも入っていないか…」
青鬼も再びマリア達に襲いかかりました。
アトウィン「おそらくコイツはどこからか遠隔操作されている!一度ヌ・ラリヒョンが起動停止させたように誰かがまた別のとこからっ!」
青鬼は無差別に暴れはじめました。
すると扉の向こうから爆発音が…
ドッカァーーン!!!!
爆発の後静まりかえった空間。
部屋の中が噴煙に包まれました。
すると数人の兵士達が部屋の中に入ってきました。
「侵入者誰一人確認できません!」一人の兵士が叫びます。
すると噴煙の中から青鬼が姿を現しました。
隊長「シンビジュウムー02!!ん!!受信装置が破壊されてる…逃げられたか…」
兵士a「隊長!鈴木博士もおられません!」
兵士b「こちらにもいません!!」
隊長「なんという失態…まずいことになった!!建物を直ちにに封鎖しろ!あと空海施設長に報告急げ!」
兵士達「ハッ!!」
隊長達は走りさっていきました。
アトウィン「メルティート解除…」
アトウィンの言葉が聞こえその後
河童 マリア ステディ ジョー アトウィンの姿が空間から浮かび上がってきました。
まるで神隠し状態にあったかのように 全員の姿が透けていました。
アトウィン「コレを使うと少し疲れる…」
ステディが笑いながら言いました。「おいおい何やったんだお前!なんだいったい」
マリア達4人は驚きました。
河童「摩訶不思議な力をつかうでやんすな…」
マリア「アトウィンさんありがとう!待って…鈴木博士がいない!」
サルナ鈴木は縛炎に紛れ姿を消しました。
マリア「…」
ステディ「…」
ジョー「とりあえずここからでて、ジェヌシスへ乗り込む準備をしましょう…態勢を整えませんか?」
アトウィン「おまえ等は逃げろ、俺はこの混乱に乗じて探るだけ探ってみる。
マリアとか言ったな…おまえ、その日記帳いずれ見せてもらう。
大切に守れ。」
アトウィンはそういうと再び姿を消し どこかえ行ってしまいました。
マリア「とりあえずこれに血清の作り方は載っています!ジョーさんの手当てもしないとだし…逃げましょう!」
ステディ「だな…犯人ものっているはず…出よう!」
河童は案内をさせれました。
河童(ヌ・ラリヒョンさま大丈夫かな…)
一方そのころ…
研究所 警備兵もいない監視室では…
お婆さん「何でこんなところにキツネがおるじゃろうね…」
お婆さんはキツネの首根っこをつまみながら不思議そうに言いました。
お爺さん「そのうえ…マイクに向かって話しておった(笑)そのうえマリアとか鬼とか言っておったがまたそれも不思議じゃ…」
キツネ「あなたたちは何者ですか?タヌキですか?」
お婆さん「タヌキじゃないわバカギツネが…喋るキツネとは珍しいこと。」
お爺さん「河童と対して変わらんじゃな…。つままれんぞい!」
キツネ「ふふふ冗談ですよ。私はあなたがたのことを知っています。お爺さんお婆さん。」
お婆さん「奇妙なキツネじゃ…つままれんぞい!」
キツネ「私のこの姿はミーアキャットです。お忘れなきよう。。」
キツネは会釈しました。
お婆さん「ミーアキャット…なんじゃなんじゃ…」
ミーアキャット「そろそろ降ろしていただいてもよろしいですか?ふふふ」
お婆さんはミーアキャットを降ろしてあげました。
ミーアキャット「改めて失礼します。私の名前はヌ・ラリヒョンともうします。」
お婆さん「○○えもん?」
ミーアキャット「はい!床でもドア!床って漬け物の道は奥深い!ん~。」
お爺さんとお婆さんは開いた口を閉じれませんでした。
ミーアキャット「突っ込み無しですか…んふ。私の名はヌ・ラリヒョン皆様には【失意の海さそり】と呼ばれています。」
お爺さん「ええ~!何だってぇ~!さッサ○エぇ~」
お爺さんのマス○さんのようなリアクションにお婆さんは失笑。
お婆さん「なんちゅうこっちゃ…」
お爺さん達がからんだ男?というかミーアキャット はヌ・ラリヒョンでした。
お爺さんとお婆さんとヌ・ラリヒョン。 これから事態はどういう展開を見せるのでしょうか…
やっと歯車が噛み合いうごきはじめました。
さそりは青き空に天昇せしめたり。
つづく
さそりはしゃべりはじめました。
「お集まりの方々はじめまして…とその前に…」
ピーピー…
フーン
機械の電源が落ちたような音の後
青鬼は死んだように動かなくなりました。
河童「さそり様!!遅いでやんす!」
マリア達は困惑していました。
さそりと呼ばれるやつが自分たちを閉じ込め、青鬼に自分たちを襲わせたものだと思っていたからです。
さそり「改めてまして皆様、はじめまして私は【ヌ・ラリヒョン】というものです。一応この施設のファザーコンピューターにハッキングしておきましたのであと数分ならこの部屋は安全です。であなた方の目的はワトナリンfinalの血清か?ほかの何かか?」
マリア「いろいろ聞きたいことはあるけど、まずは血清よ!!ここには血清はないの?」
ヌ・ラリヒョン「残念ながら鈴木博士の言葉の通りここにはありませんな。よくお調べの通り、鬼の生き血からも生成できます。ちなみに…そこの青鬼はカラクリ。ようは生き物ではないのです。
なのでその青鬼からは血清はできないのです。
あなた達が救いたいのは赤鬼のお嬢さんですか?」
マリア「そう!あなた方があのような状態にしたあの女性よ!」
アトウィン「…この件の首謀者は誰か聞かせろ。あと…ワトナリンfinalとやらの生成方法もな。」
ヌ・ラリヒョン「あわてなさんな…一つずつです。
河童よ!まず応急処置用パックを蟹城博士に渡しなさい。
一つ誤解をとかせてもらうと…直接ワトナリンfinalを投与したのは私達ではない。
鈴木博士も私もワトナリンの開発には関わったが、例のお嬢さんの件はいっさい関与していない。」
ステディ「じゃぁいったい誰が!?」
ヌ・ラリヒョン「だから…焦るなと言っています。
…まず血清なんですが…鬼が生きている場所へ行きなさい。」
マリア「鬼って最後の生き残りが正美さんなんじゃないの??鬼ヶ島は政府によって壊滅したはずよね?」
ステディ「噂では聞いていたが…まさか事実だとは…」
サルナ鈴木「さそり!なぜペラペラと軍の…いや国家の秘密をもらす!!」
ヌ・ラリヒョン「鈴木博士…私は軍の犬ではありませんよ。そして博士の日記帳があのお嬢さんの手の中にある以上時間の問題ですよ。ホホホ」
サルナは悔しがりました。
ジョーは歯を食いしばりながら痛みをこらえ 意識を飛ばすまいとこらえながらも事の真相を見守り続けます。
マリア「で鬼の居場所とはどこなの?!」
ヌ・ラリヒョン「鬼はこの国家政府の中枢…【ジェヌシス】で幽閉されている。」
ステディ「おいおい、大変なこと聞いちまったぜ…ジェヌシスって…」
ジョー「政府はいった…い…なにをたくらんでいるのでしょうか…」
マリア「そこに行けば鬼がいるのね!こうなれば早く行かなければ!」
河童がマリアを静止させます。「マリア嬢!ジェヌシスっていったらこの国の政治、治安、外交、軍部、様々な機関が集まった場所でやんす…しかもそんなトップシークレット…侵入も容易じゃないでやんす。」
その時です。
マシンの起動とともに青鬼(機械人形)が動き出しました。
ヌ・ラリヒョン「ちっもう動き出しましたか…そろそろおいとましなきゃいけませんよ!ってだっ誰だ何をする!?やっやめっ……」
河童「さそり様どうしたんでやんすか?」
マリア「ヌ・ラリヒョン!!あなたには聞かなきゃいけないことが沢山あるのよ!」
ステディ「通信が途絶えた…マイクも入っていないか…」
青鬼も再びマリア達に襲いかかりました。
アトウィン「おそらくコイツはどこからか遠隔操作されている!一度ヌ・ラリヒョンが起動停止させたように誰かがまた別のとこからっ!」
青鬼は無差別に暴れはじめました。
すると扉の向こうから爆発音が…
ドッカァーーン!!!!
爆発の後静まりかえった空間。
部屋の中が噴煙に包まれました。
すると数人の兵士達が部屋の中に入ってきました。
「侵入者誰一人確認できません!」一人の兵士が叫びます。
すると噴煙の中から青鬼が姿を現しました。
隊長「シンビジュウムー02!!ん!!受信装置が破壊されてる…逃げられたか…」
兵士a「隊長!鈴木博士もおられません!」
兵士b「こちらにもいません!!」
隊長「なんという失態…まずいことになった!!建物を直ちにに封鎖しろ!あと空海施設長に報告急げ!」
兵士達「ハッ!!」
隊長達は走りさっていきました。
アトウィン「メルティート解除…」
アトウィンの言葉が聞こえその後
河童 マリア ステディ ジョー アトウィンの姿が空間から浮かび上がってきました。
まるで神隠し状態にあったかのように 全員の姿が透けていました。
アトウィン「コレを使うと少し疲れる…」
ステディが笑いながら言いました。「おいおい何やったんだお前!なんだいったい」
マリア達4人は驚きました。
河童「摩訶不思議な力をつかうでやんすな…」
マリア「アトウィンさんありがとう!待って…鈴木博士がいない!」
サルナ鈴木は縛炎に紛れ姿を消しました。
マリア「…」
ステディ「…」
ジョー「とりあえずここからでて、ジェヌシスへ乗り込む準備をしましょう…態勢を整えませんか?」
アトウィン「おまえ等は逃げろ、俺はこの混乱に乗じて探るだけ探ってみる。
マリアとか言ったな…おまえ、その日記帳いずれ見せてもらう。
大切に守れ。」
アトウィンはそういうと再び姿を消し どこかえ行ってしまいました。
マリア「とりあえずこれに血清の作り方は載っています!ジョーさんの手当てもしないとだし…逃げましょう!」
ステディ「だな…犯人ものっているはず…出よう!」
河童は案内をさせれました。
河童(ヌ・ラリヒョンさま大丈夫かな…)
一方そのころ…
研究所 警備兵もいない監視室では…
お婆さん「何でこんなところにキツネがおるじゃろうね…」
お婆さんはキツネの首根っこをつまみながら不思議そうに言いました。
お爺さん「そのうえ…マイクに向かって話しておった(笑)そのうえマリアとか鬼とか言っておったがまたそれも不思議じゃ…」
キツネ「あなたたちは何者ですか?タヌキですか?」
お婆さん「タヌキじゃないわバカギツネが…喋るキツネとは珍しいこと。」
お爺さん「河童と対して変わらんじゃな…。つままれんぞい!」
キツネ「ふふふ冗談ですよ。私はあなたがたのことを知っています。お爺さんお婆さん。」
お婆さん「奇妙なキツネじゃ…つままれんぞい!」
キツネ「私のこの姿はミーアキャットです。お忘れなきよう。。」
キツネは会釈しました。
お婆さん「ミーアキャット…なんじゃなんじゃ…」
ミーアキャット「そろそろ降ろしていただいてもよろしいですか?ふふふ」
お婆さんはミーアキャットを降ろしてあげました。
ミーアキャット「改めて失礼します。私の名前はヌ・ラリヒョンともうします。」
お婆さん「○○えもん?」
ミーアキャット「はい!床でもドア!床って漬け物の道は奥深い!ん~。」
お爺さんとお婆さんは開いた口を閉じれませんでした。
ミーアキャット「突っ込み無しですか…んふ。私の名はヌ・ラリヒョン皆様には【失意の海さそり】と呼ばれています。」
お爺さん「ええ~!何だってぇ~!さッサ○エぇ~」
お爺さんのマス○さんのようなリアクションにお婆さんは失笑。
お婆さん「なんちゅうこっちゃ…」
お爺さん達がからんだ男?というかミーアキャット はヌ・ラリヒョンでした。
お爺さんとお婆さんとヌ・ラリヒョン。 これから事態はどういう展開を見せるのでしょうか…
やっと歯車が噛み合いうごきはじめました。
さそりは青き空に天昇せしめたり。
つづく
