高校時代とはまたちょっと違う人でした。
高校時代は病んでた、ほんと。
けど、中学の時は・・・狂気的な人でした。
高校と中学、どっちが人間らしいかって聞かれたら、
今のうちは迷わず【高校】と答えるよ。
中学の頃、うちには弱さなんてなかった。
【苦しみ】【悩み】に当てはまるもなかった。
愚痴ったのは小学校からの親友にだけ。
でも、それでもだいぶ美化した。
小学生で、末っ子なのに「姉がわり」になった。
みんなの目はうちから、その「妹もどき」にいった。
少しだけ悔しくて、けど可愛かったから仲良くした。
失敗だっていっぱいして、怒られた。
うちの親と「妹もどき」の親がよく喧嘩した。
止めに入った時だけ、自分は子ども扱いされた。
けど、それも、もとはと言えば「妹もどき」を守るためだった。
いつの間にか「妹もどき」に妹が出来た。
うちは2人のお姉ちゃんになった。
「妹もどき」のあとに「弟もどき」も出来た。
4人兄妹の末っ子が、三人姉弟の姉代わりになった。
チビが育つほど家族の大人の関係は冷めていった。
その間も、うちはお姉ちゃんとして3人の傍を離れなかった。
もう、「きょうだい」なんだと思って、割り切った。
受け入れてしまったから、うちに辛いものはなくなった。
家庭のことを、さも当たり前に受け止めるようになった。
だから、歪んじゃったんだ。
中学時代のうちは。
ううん、きっと、姉代わりになったあの日から。
小学生の無邪気さは、中学になって狂気に変わった。
家にいる、可愛い姉弟に向ける笑顔とはまるで違う、
冷たく、周りを見下した目をしていた。
教師にはもちろん猫かぶりな、良い子。
頭なんかよくなくても、それだけで信頼は確実だった。
大人なんてちょろい、そう学んだ。
まぁ、見た目は地味で、平凡な感じだったから、
特に先生に目をつけられることもなかった。
けど、その反面
つまらないいじめを繰り返すやつらには容赦なく
舌打ちもした。
すれ違い様に「うz」とかも言った。
かげで「あいつら馬鹿だろ」とかしょっちゅうだった。
どれも気づかれることはなかったから
小心者の抵抗にすぎないけど、
それでも、その対象が親友だったから、
うちの友達でもない奴らに何かを言われるのは嫌だった。
人間ぽいのはただそれだけ。
あとは、ホントに狂気的。
ポケットにはカッターにハサミに鉛筆。
まだ自傷してないけど、少し憧れてたりする。
好きな遊びは一方通行鬼ごっこ。
それと、鉛筆で指と指の間をツンツンする遊び。
好きな音は、カッタ―の刃を出し入れするのとか、
ハサミのシャキシャキ?ショキショキ?って音。
嫌いなのは、黒板に爪を立てた時のキーーって音。
けど、それが嫌いだって人にするのは好き。
得意技は胸元をグイッとやってみること。
ボタン何個か取っちゃったっけな。
時々ツンデレ発言をわざとするとかもね。
うん、わざとってとこ大事。
期待させて突き放すのって凄い面白いじゃん?
っていう感じ。
もう今じゃ懐かしい、
中学時代の精一杯の強がりが
「狂気×鬼畜×ドS×ツンデレ」
だった。
別に助けてとかホントなかった。
ただ”遊びたかった”だけ。
弱い自分なんてホントなかった。
ただ”強がりに気付かなかった”だけ。
元彼さんは馬鹿正直だから、
それが本当にうちだと思ったんだと思うよ。
だって、ツンデレ好きだし、どえむだもん。
それだけど、高校に入って何もかもが変わった。
自分に正直になって初めて「辛さ」を知った。
それを知ったら胸が痛んで、
それまで溜まってた涙がこみ上げた。
その痛みから助けて欲しくて求めたのに、
元彼さんは何も見てくれなかった。
痛みを感じることも、話を聞いてくれることも、
何もしないで、ただうちを繋いでた。
それがどんなに辛かったかなんて、
今だってきっと気付いてないよ。
結局、助けてくれたのは、
うちの嘘に気付いた、
たくだった。
支えてくれたのは、
いつメンだった。
一番傍にいると思ってたのにあいつは、
あいつは何もしてくれなかった。
ただそれだけのことで、俺の高校生活は真っ暗。
大切なもの以外、全部敵になった。
守る価値がないから、俺は捨てた。
好きだったはずのあいつさえ、
俺を傷付ける人間なんだと知って。
それから俺は人を信じれなくなった。
今も、まだ痛む、この胸が言うんだ。
おれのせい、って。