狭い路地を抜け

短い橋を渡ると

大きな公園

春は桜

秋には銀杏が

迎えてくれる

かたわらに広い川

とうとうと流れる

水面を眺め

心と話せば

全て受け入れられる

深い哀しみまでも



遊具の辺りから

幼い子供らの

笑い声が届く

芝生の広場で

大きく寝ころび

大空仰ぐ

澄んだ青の中

白い雲が流れる

風に吹かれて

心を開けば

全て許すことができる

自分の愚かささえも