インタビュー記事: 日本語訳
Company name:H2 STATION株式会社
Title:代表取締役
Name: 日野一志
My history
22歳のときに薬学部を卒業して薬剤師となりました。卒業後調剤薬局に勤めていた頃から、いつかは自分の薬局を持ちたいと考えるようになりました。その思いを実現するために、まずは薬局業務をしっかりと理解し対応力をつけようと製薬会社に転職し、営業経験も積み、大学を卒業してから4年半後、ついに薬局運営法人を立ち上げ、27歳で独立しました。
2007年に現在の会社を創業。2025年現在、23店舗の薬局を展開するまでに成長しています。当時は結婚や子どもの誕生など私生活でも大きな変化があり、公私ともにさまざまなことを考えさせられる時期でした。
そんな中で実現した薬局について、いつも考えていたことは経営的にしっかりと成り立ち、長期的に地域に根付き、支持され、そして来ていただける多くの方に安心感を与えられる薬局づくりでした。そのような価値観をさらに醸成し、注力してきたことが現在の薬局につながっていると感じます。
また、当社の特徴は店舗運営だけではありません。薬局やクリニックを開業したい薬剤師や医師の方々を支援するコンサルティング事業も行っています。独立したい気持ちはあっても、具体的なノウハウがなくて困っている方は少なくありません。そうした方々に、私がこれまで培ってきた経験や知識を活かしてサポートし開業を実現するということは大きなやりがいでもあります。
The present
現在、特に注力しているのは店舗の最前線に立つ働く人たちの労働環境の整備です。会社として、課題を克服していくことは常にスタッフとの協議や連帯がかせず、その連携するメンバーが気持ちよく働いてもらいたいと考えているためです。だからこそ、スタッフたちがどのような悩みや課題、問題を抱えているかを把握することはとても大切だと考えています。
仕事を続けていくということは、時に状況は山あり谷ありです。
時に困難な状況も発生することももちろんあります。そんな中で現場のスタッフがそれでもここで頑張って働いていこうと思える環境を整えたい。環境の全てを完璧にはできないながらも、そんな中でも満足できるような組織にしたいと考えています。
昨今、具体的に行っている取り組みの一つに、任意のアンケート調査があります。会社への満足度を確かめるべく、3か月に一度、自由記述の形で調査を行っています。実際に取り組み始めてみると、高い満足度を示すものから深刻な問題まで、さまざまな意見が上がってきたのです。こうして調査結果を丁寧に紐解き、環境の改善に着手。すると、次回のアンケート調査では満足度が高まっていることも。定期的な調査を繰り返すことで、お互いの考え方が理解でき、問題が起これば対処もしやすくなりますし、何より人知れず悩んでいるような事案も改善していきます。そして、スタッフ全員の満足度も向上し、「ここなら働いていける」という安心感や帰属意識にもつながる。今振り返ると、この取り組みを継続してよかったと心から思います。おかげで、そういった取り組みや会社の価値観を理解した人材が集まり、よりよい循環が構築されているのを感じています。
For the future
とある日曜の朝に見た報道番組での印象深い言葉があります。それは、時代の進歩は不条理の改善という一言です。実際考えてみると、日本もアメリカも150年、200年前は今では考えられない不条理が多く存在していたでしょう。時代が進むにつれて課題が解決され、より良い人間社会がつくられていく。
ビジネスに絞ると、労働環境が整備され、今では多くの選択肢、そして、選択の自由があります。例えば、働き方ですが、たった
10年前ですら男性育休という価値観自体が多くの企業では持ち合わせていなかったはずです。しかし、直近の私の会社では該当者の取得率は100%ですし、もちろん積極的に推奨しております。
多くの企業が国の定めたルールとそれぞれの取り組みを行っていることにより、過去と比べられないほどに働き方における課題が解決されているはずです。このように、時代とは絶え間なく変化し進歩するもので、社会のためにそして働く人のためにも、既存のシステムを押し付けるのではなく、より良い提案をして改善していくことは父かせません。当社としても未来のために、変化を恐れるのではなく積極的に対応していくことが鍵になるだろうと考えています。10年後、今より考えられないくらいより良い企業になるために、今目の前にある課題を解決し、さらに新しい価値観やより良い価値観に変化できてこそ、その先を目指していけると考えています。
