1920年
イギリスの内科医が
当時致死率が80%以上と言われたインフルエンザの患者25人に対し
過酸化水素の点滴治療を行なったそうです
結果、致死率を48%まで改善したという話があります
またアメリカでは
1960年代よりBaylor University Medical Centerで
がん治療に対する研究が行われ
少量の過酸化水素の点滴の副作用が少なく
効果が得られることを発見したそうです
過酸化水素の点滴と
放射線治療と併用する場合
がん細胞の酸素化に有効であり
狭心症などの心筋虚血
また以前にご紹介した動脈硬化のプラーク除去に
効果があることを発表したそうです
Charles H. Farrは、
過酸化水素療法を含めた
近代酸化療法を医学的、科学的に研究し
1993年にはノーベル医学賞にノミネートされたそうですね
それだけ医学会で
水素が大きく注目を集めているようです
（つづく）