先日、知人から「歩き遍路に行ってきた」という話を聴いて

「そんなの常識では…?」

と思った『地方の歩道あるある』でも書いてみようかな、と⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝



条件的にいうと


・大都市圏在住で、通勤は公共交通機関

・プライベートでの移動はマイカー

・遠出する時は新幹線や飛行機+レンタカー

という日常を送ってる人が、徒歩巡礼へ行って、困惑したポイント


みたいな感じ。



ちなみに、写真は知多四国八十八ヶ所です(  ॑꒳ ॑   )

※愛知県西部の知多半島にある八十八ヶ所系の写霊場



【道の端の草が伸びてきている】


下駄やサンダルなど肌が露出する履き物だと地味にストレスが溜まる道。


東京,名古屋,大阪などの都市部在住だったり

地方でも『住宅地(江戸時代は宿場町や街道沿いの集落だったところ)』みたいな住宅密集地域

などに住んでいるとあまり見かけない光景かも?


田んぼや畑などの中に点在する地域(昔でいう農村)ではよく見かけます。



写真の道は

・地面に苔が生えてない

・アスファルトが大きく割れてたりしていない

ので、かなり整備されてる部類。




【ツタ植物が広範囲に道を占拠】


主に通学などの定期通行の影響で、草などの伸びる範囲が制限されている、みたいなパターン。

夏休みなどに入ると完全に道が草などに覆われることもあったり。


通行自体に支障はないものの、道の半分以上が草に覆われてるので、すれ違いに注意。


当然ですが『ながら歩き』は厳禁。

ツタに足を取られて、転倒して大怪我をするリスクが非常に大きい。



特に『車道に面している植物に覆われた場所』に『交差点など停車する場所』が重なるポイントは…

結構な頻度で空き缶などのゴミがポイ捨てされてたりするので、足元をよく確認しながらじゃないと、踏み入るのは危険。


植物に覆われた場所は、トカゲが居ることも多いため踏み入る際は注意。

※ヘビやカエルは基本的に水のあるところで多く見かけますが、トカゲはわりとどこでも見かけます。



【草が伸び放題】


人が歩く最低限のスペースがあるパターン。

膝上まで草が伸びているため、長ズボン推奨。

※肌が露出していると草で肌を切るなどの怪我をする可能性あり



個人的には

登山などでよく見かけるスポーツ用のタイツは…( ゚ー゚)ウ〜ン

と思ったり。


スポーツ用のタイツって、よく整備された登山道向けの服装であって、植物と接触するような道での防御性能としてはあんまり期待できない印象なんですよねぇ…

素肌より遥かにマシですが…


住宅地の近く、車の通行の多い場所、などではあまりないものの

・水場(田んぼなど)が近い

・山に近い場所

などの多湿な環境だと『葉っぱの裏などにヒルやマダニが付いている』ということもありえるので注意。




【草木が立ち塞がる】


草木が生い茂って、立体的に歩道を覆ってしまってるパターン。

通学路から外れた歩道によくある(・_・;


手で押し除けることも不可能ではないものの、折れた枯れ枝などがあったりして怪我をする可能性もあるので注意。


基本的には草木を避けるように車道を歩いて迂回するのが無難。

もし、枝を押し除ける場合、傘や笠などを盾のように使用するのが安全。




【田んぼ=カエルの産卵場所=ヘビの餌場】



カエルは水辺で産卵します。


そのため、田んぼの周辺は

『カエルを餌とする生き物』

がたくさんいます。


具体的には『ヘビ』など((((;゚Д゚)))))))


雨天になるとアスファルトの道に出てくることも少なくないので、姿を見るだけでも無理!という方は要注意。



〜余談〜

移動速度の関係なのか、カエルやヘビは車に轢かれて潰れているのをよく見かけますが、トカゲはあまり見かけない印象。

※トカゲは足が速いけど、カエルやヘビはあまり速くない




【通行不能】

※注意! 写真は現役の道です。冬枯れの時期には通れるようになるタイプ。


夏になると草が生い茂り、通行不可になるパターン。


車社会地域の歩き旅で

『Googleマップなどのナビアプリに頼るな』

と言われる主な理由がコレ。


晩秋〜早春あたり(冬枯れの時期)は普通に通れるので、地元の人などは通行する。

そのため、アプリ的には『通行可能な道』として判断されている状態。


危険なので強行突破禁止!という感じ。

※道がカーブになっていたりすることもあり、斜面を転げ落ちるなどの危険がある




こういう道に関して、私的には

『暑くても、靴を履き、長ズボンを着用しよう』

『ゲートル(脚絆)などで靴とズボンの裾の隙間から草の侵入を防ごう』

という感じですね…。