首都圏在住の友人に
「西国三十三所巡礼と熊野の御朱印集めしたいから、日帰りプラン作って。
 ガイドブックに載ってない情報込みで」
と頼まれて作りまして。

せっかく作ったので、ブログにもあげてみたり(´ω`)

普段だとカットしている内容も多いので、若干読み難い内容となっています(´・ω・`)



06:00 東京駅
↓ 東海道新幹線 のぞみ99号
07:28 名古屋駅

※のぞみ99号は東京駅始発で、品川駅,横浜駅にも停車するため、品川や横浜からでもOK

名古屋駅で新幹線の改札を出て、みどりの窓口で
南紀・熊野古道フリーきっぷ 中辺路コース(名古屋市内発)』
を購入。

※JR東海の特別企画乗車券のため、JR東海のエリアのみどりの窓口以外では購入出来ません。


08:05 JR名古屋駅
↓ ワイドビュー南紀1号 紀伊勝浦行
11:56 紀伊勝浦駅


駅前にある熊野交通の窓口で、きっぷに付属してる引換券を乗合バスのフリーパスと引換えます。

海産物をお土産にしたいなら、この14分間しか買うタイミングがないので大急ぎで。
今は海産物を買わないけど「お土産に海産物が欲しい」となると、神倉神社と熊野速玉大社を諦めて、補陀落山寺のあと、新宮方面ではなく勝浦方面行きのバスに乗って紀伊勝浦駅へ戻ってくる必要があります。

紀伊勝浦で有名なのはマグロです。


12:10 勝浦駅
↓ 熊野交通 乗合バス 那智山行き
12:35 那智山


お土産物を購入するタイミングは、バス停〜青岸渡寺への参道以外だと、那智の滝前のバス停付近しかないのでお土産が必要な場合は「あとで買おう」ではなく「今、買おう」の方が無難です。

有名なお土産は那智黒飴(お菓子)と那智黒石(硯や置物)です。


階段は青岸渡寺より、熊野那智大社の方が長い分、広くて、若干緩やかなになっています。




◆青岸渡寺側◆

分岐点〜仁王門

仁王門〜青岸渡寺


◆熊野那智大社側◆

一の鳥居〜中間地点まで

中間地点〜二の鳥居まで


熊野那智大社〜青岸渡寺

塀に通用門のようなものがあって、自由に行き来できます。


【熊野那智大社】
・御朱印は『熊野那智大社』と『御縣彦神社』の2種類
・オリジナルの御朱印帳は2種類
・熊野牛王符は1種類


【御縣彦社】
御朱印は熊野那智大社の授与所で頂けます。


青岸渡寺の手水場の水は那智の滝の水と水源を同じにする延命水のため、飲用可能。
柄杓で直接飲むのはマナー違反なので、柄杓の水を自分の手の平で受けてから飲んでください。


【青岸渡寺】
・御朱印は『普照殿』と『御詠歌』の2種類
・オリジナルの御朱印帳は1種類
・熊野牛王符は熊野那智大社と同様
・豊臣秀吉が寄進した日本最大のワニ口の御札のようなもの1種類
・巡礼用のオリジナルの杖が1種類
・西国巡礼の納経軸限定で、菊の御紋の押印あり(特別な押印条件あり)

※御詠歌は『御詠歌』と書かれるわけではなく、西国三十三所巡礼の和歌が書かれます。御詠歌はひらがなの草書のため、草書に不慣れな方は読めない場合があります。


青岸渡寺の三重塔は拝観料300円(障がい者無料)

※ガイドブックなどでよく見掛ける
『那智の滝を背景にした三重塔』
を撮影するには望遠レンズが必要です。

三重塔の最上階は展望台になっており、記念撮影スポットにもなっています。
また、那智の滝が撮影できる最も近くて高い場所でもあるため、滝を見下ろすような角度での撮影が可能です。


【飛瀧神社】
・御朱印は『那智御瀧』の1種類
・飛瀧神社の遥拝所への通行料を納めると守祓(※お守りの中身の札)が頂けます。
・遥拝所では、水を飲む為の かわらけ(※釉薬の掛かっていない焼き物)の神盃あり
・かわらけに釉薬を掛けて焼いたピンク色の神盃は縁結びのお守りとして、授与所にて700円です



那智の滝前のバス停周辺が最後のお土産購入ポイントです。
買い忘れのないようにご注意を。

13:55 那智の滝前
↓ 熊野交通 乗合バス 勝浦駅行
14:12 那智駅



【補陀落山寺】
・御朱印は『圓通殿』と『御詠歌』の2種類


那智駅に併設している道の駅に農産物の直売所があります。
熊野の生鮮野菜を購入する場合はここで。
生鮮野菜がお土産向きかどうかは、好みが別れますが…(´ω`)


15:08 那智駅
↓ 熊野交通 乗合バス 新宮駅行
15:09 新宮高校前

【神倉神社】
御朱印は熊野速玉大社で頂けます。

自然石を積んだタイプの急階段なので、特に下りに注意が必要。
少しでも不安に感じる場合、麓の遥拝所からの参拝をオススメします。


神倉神社〜熊野速玉大社は市街地を1kmほどのため、バス停に向かうより歩いた方が早いです。


【熊野速玉大社】
・御朱印は『熊野速玉大社』と『神倉神社』の2種類
・オリジナルの御朱印帳は1種類(オリジナルとは別に、熊野古道向けに作られた 表紙も中身も全て木製という特殊な御朱印帳もあります)
・ネックレス型,ネクタイピン型のお守りがあります

※ネックレス型やネクタイピン型のお守りは授与所に陳列されていない&サンプル展示もないため、欲しい場合は授与所で
「ネクタイピン型お守を頂きたいのですが〜」
というような感じで、口頭で申し出る必要があります。



ちなみに西国三十三所公認先達専用の輪袈裟に合わせるとこんな感じ。


まぁ、組み合わせの個人の自由ですよね(´ω`)


16:43 権現前
↓ 熊野交通 乗合バス 新宮駅行
16:47 新宮駅

※熊野速玉大社〜新宮駅は1km強なので、歩いても15分くらいです。

※新宮駅前には観光客向けのお店は殆どありません。


17:30 新宮駅
↓ ワイドビュー南紀8号 名古屋行
20:49 JR名古屋駅

21:12 名古屋駅
↓ 東海道新幹線 のぞみ58号
22:53 東京駅

※名古屋駅発の上りのこだまで首都圏へ行けるのは20:29発が最終のため、ぷらっとこだまは使えません。



こんな感じですね(´ω`)

1日の大半を移動に使っているので、賛否は分かれる所です。
御朱印,御朱印帳,牛王符などを頂いて、観光もそれなりにして、お土産も買って、となると詰め込みでこれが限界かな。

これ以上に動きたいなら、公共交通機関ではなく、新宮駅前などでレンタカーを借りて、となると思います。