豊川市にある豊川稲荷に行ってきました。
豊川市は愛知県豊橋市(新幹線の豊橋駅がある)のお隣です。
『稲荷』と呼ばれているためよく勘違いされますが、豊川稲荷は『神社』ではなく妙厳寺という『お寺』です。
宗派は曹洞宗。
そのため、祀られているのは宇迦之御魂神(倉稲魂命)ではなく、茶吉尼天。
名奉行で有名な『大岡越前守 忠相』からの信仰厚いことでも有名なお寺です。
ちなみに大岡越前守 忠相という方は最終的には愛知県岡崎市の大名となり、江戸時代における唯一無二の大出世した方です。
東京にある豊川稲荷東京別院は、元は大岡家。
行き方は通常だと名古屋~豊橋の往復で
・在来線 2,640円
・新幹線 4,600円
ですが『豊橋往復きっぷ』という きっぷだと
・在来線 1,540円(土日祝日)
・在来線 1,860円(平日)
・新幹線 2,320円(土日祝日)
・新幹線 2,880円(平日)
という約4割引の金額になります。
しかも、このきっぷはJR名古屋駅~JR豊橋駅ではなく
『名古屋市内のJR駅』~『豊橋駅~豊川駅の間』
で使えるため豊橋駅~豊川駅の区間もこの切符で乗れます。
名鉄にも名古屋~豊橋のお得なきっぷがありますが、こちらは名鉄名古屋駅~名鉄豊橋駅の区間だけなうえに
・豊川稲荷駅(JR豊川駅に隣接する名鉄の駅)までは使えない
・名鉄は名古屋駅~豊川稲荷駅は直通電車があるため、豊橋駅を経由すると遠回りになる
・遠回りになるので割高になる
という感じのきっぷのため、豊川稲荷に行くのにはあまり適していません。
まとめると
楽にさくさく行きたい場合は名鉄がオススメ。
安価に行きたいならJRの豊橋往復きっぷがオススメ。
ということに。
電車を降りると狐の張り子がお出迎え~。
張り子の隣には参道観光マップが有ります。
ちなみに地図の片隅に載ってるマスコットは『ここちゃん』です。
『きつねむすめちゃん』ではありません。
この日は手筒花火が終わって数日ということもあってか、参道商店街の半分くらいはシャッターが下りているという状態だったため、サクサクと境内へ。
年間参拝者数500万人くらいだそうですが、行事のないときは割りと空いてますね。
こちらが大本殿
大きな提灯が印象的。
『本堂』ではなく『本殿』ですが、お寺です。
本殿を護るのは狛犬様ではなく、おキツネ様。
神社だと何か咥えているおキツネ様もいらっしゃいますが、こちらは特に何か咥えていたりはしません。
大本殿の柱にはお寺でお馴染み贔屓さんの彫り物。
木製で柱には直彫りはみたことがないので、強度の関係かな?と勝手に思ってます。
お参りしたあとは大本殿の右手にある千本幟へ。
伏見稲荷大社の千本鳥居の幟バージョンですね。
幟なので寄進も安価なのでお手軽に納められます。
場所柄、奉納者は名古屋や豊橋、浜松と書かれている物が多いですが、東京別院かあるためか関東圏もチラホラみかけます。
千本幟を抜けると霊狐塚があります。
なんでか判らないのすが、この霊狐塚への鳥居をくぐると妙に空気がひんやりします。
雰囲気が~ではなく、なんというか、物理的に冷たいような感覚になります。
ちょっと汗がスッとするような……?
5m~10mくらいの感覚で参道の両脇から睨みを利かすおキツネ様たちに監視されながら進むと、霊狐塚に到着します。
小さい子供は泣き出すんでない?
という程、圧倒的な狐!狐!狐!
昼間でも一人で来たら怖いのではなかろうかと。
まぁ、有名な観光地なので一人になるということはまず無いと思いますが……。
ちなみにこの狐だらけの場所にはベンチが設置されているので、のんびりと一休みすることもできます。
狐塚といえば、有名なのがこちら。
この岩は表面がボコボコしていて、岩の隙間に小銭が隠されています。
この小銭はお持ち帰りOK
この小銭は『持っているとお金に苦労しない』というご利益があるとされます。
で、『一年間お金に苦労しなかったら、翌年、数倍のお金を穴に戻す』という決まりがあります。
私が行ったときは夏休みが終わった直後だったせいか、1ヶ所しか小銭は入っていませんでした。
ちなみに岩のなかにもおキツネ様はいらっしゃいます。
霊狐塚でお詣り&涼んだあとは奥の院へ。
こちらには茶吉尼天様が祀られています。
御利益は主に立身出世や事業成功。
豊川稲荷を篤く信仰した人物の中でも大岡越前守 忠相という方は
『江戸300年の歴史のなかで町奉行から大名になるという大出世をした唯一の人物』
ということから、だそうです。
豊橋にお越しの際はちょっと足を伸ばして豊川稲荷に参拝してみては如何でしょうか。
ちなみに観光シーズンの霊狐塚は人で溢れているので、写真を撮るのは難易度高めなのでご注意を。
豊川市は愛知県豊橋市(新幹線の豊橋駅がある)のお隣です。
『稲荷』と呼ばれているためよく勘違いされますが、豊川稲荷は『神社』ではなく妙厳寺という『お寺』です。
宗派は曹洞宗。
そのため、祀られているのは宇迦之御魂神(倉稲魂命)ではなく、茶吉尼天。
名奉行で有名な『大岡越前守 忠相』からの信仰厚いことでも有名なお寺です。
ちなみに大岡越前守 忠相という方は最終的には愛知県岡崎市の大名となり、江戸時代における唯一無二の大出世した方です。
東京にある豊川稲荷東京別院は、元は大岡家。
行き方は通常だと名古屋~豊橋の往復で
・在来線 2,640円
・新幹線 4,600円
ですが『豊橋往復きっぷ』という きっぷだと
・在来線 1,540円(土日祝日)
・在来線 1,860円(平日)
・新幹線 2,320円(土日祝日)
・新幹線 2,880円(平日)
という約4割引の金額になります。
しかも、このきっぷはJR名古屋駅~JR豊橋駅ではなく
『名古屋市内のJR駅』~『豊橋駅~豊川駅の間』
で使えるため豊橋駅~豊川駅の区間もこの切符で乗れます。
名鉄にも名古屋~豊橋のお得なきっぷがありますが、こちらは名鉄名古屋駅~名鉄豊橋駅の区間だけなうえに
・豊川稲荷駅(JR豊川駅に隣接する名鉄の駅)までは使えない
・名鉄は名古屋駅~豊川稲荷駅は直通電車があるため、豊橋駅を経由すると遠回りになる
・遠回りになるので割高になる
という感じのきっぷのため、豊川稲荷に行くのにはあまり適していません。
まとめると
楽にさくさく行きたい場合は名鉄がオススメ。
安価に行きたいならJRの豊橋往復きっぷがオススメ。
ということに。
電車を降りると狐の張り子がお出迎え~。
張り子の隣には参道観光マップが有ります。
ちなみに地図の片隅に載ってるマスコットは『ここちゃん』です。
『きつねむすめちゃん』ではありません。
この日は手筒花火が終わって数日ということもあってか、参道商店街の半分くらいはシャッターが下りているという状態だったため、サクサクと境内へ。
年間参拝者数500万人くらいだそうですが、行事のないときは割りと空いてますね。
こちらが大本殿
大きな提灯が印象的。
『本堂』ではなく『本殿』ですが、お寺です。
本殿を護るのは狛犬様ではなく、おキツネ様。
神社だと何か咥えているおキツネ様もいらっしゃいますが、こちらは特に何か咥えていたりはしません。
大本殿の柱にはお寺でお馴染み贔屓さんの彫り物。
木製で柱には直彫りはみたことがないので、強度の関係かな?と勝手に思ってます。
お参りしたあとは大本殿の右手にある千本幟へ。
伏見稲荷大社の千本鳥居の幟バージョンですね。
幟なので寄進も安価なのでお手軽に納められます。
場所柄、奉納者は名古屋や豊橋、浜松と書かれている物が多いですが、東京別院かあるためか関東圏もチラホラみかけます。
千本幟を抜けると霊狐塚があります。
なんでか判らないのすが、この霊狐塚への鳥居をくぐると妙に空気がひんやりします。
雰囲気が~ではなく、なんというか、物理的に冷たいような感覚になります。
ちょっと汗がスッとするような……?
5m~10mくらいの感覚で参道の両脇から睨みを利かすおキツネ様たちに監視されながら進むと、霊狐塚に到着します。
小さい子供は泣き出すんでない?
という程、圧倒的な狐!狐!狐!
昼間でも一人で来たら怖いのではなかろうかと。
まぁ、有名な観光地なので一人になるということはまず無いと思いますが……。
ちなみにこの狐だらけの場所にはベンチが設置されているので、のんびりと一休みすることもできます。
狐塚といえば、有名なのがこちら。
この岩は表面がボコボコしていて、岩の隙間に小銭が隠されています。
この小銭はお持ち帰りOK
この小銭は『持っているとお金に苦労しない』というご利益があるとされます。
で、『一年間お金に苦労しなかったら、翌年、数倍のお金を穴に戻す』という決まりがあります。
私が行ったときは夏休みが終わった直後だったせいか、1ヶ所しか小銭は入っていませんでした。
ちなみに岩のなかにもおキツネ様はいらっしゃいます。
霊狐塚でお詣り&涼んだあとは奥の院へ。
こちらには茶吉尼天様が祀られています。
御利益は主に立身出世や事業成功。
豊川稲荷を篤く信仰した人物の中でも大岡越前守 忠相という方は
『江戸300年の歴史のなかで町奉行から大名になるという大出世をした唯一の人物』
ということから、だそうです。
豊橋にお越しの際はちょっと足を伸ばして豊川稲荷に参拝してみては如何でしょうか。
ちなみに観光シーズンの霊狐塚は人で溢れているので、写真を撮るのは難易度高めなのでご注意を。