バスジャック 三崎亜記記憶のズレは、これからも続いていくのだろう。二人で過ごした日々の、ささやかな、そしてかけがえのない思い出は容赦なく蝕まれ、傷ついていくだろうか。だが僕は、それでもなお彼女が愛しい。
超・殺人事件 東野圭吾本をあまり読まないくせに、作家になりたがる者が増えている。さほど売れていないのにベストテンが発表されたりする。一般読者が知らないような文学賞が増えている。本という実体は消えつつあるのに、それを取り巻く幻影だけがやけに賑やかだ。