どーも!【ニッポン城めぐり】だぁやま右中将業平です。
運営様のブログに【地域限定城めぐり】の記事がUPされました。
美濃飛騨越前のお城めぐりになるようです。
地域的には、去年の企画の美濃、明智ゆかりの地と近いですね。
今回フィーチャーされているのは、金森長近です。
今年の推しは…初代高山藩主!金森長近です!
名脇役を選びましたね。渋過ぎです。
金森長近は美濃守護土岐成頼の曾孫ですが、分家の分家です。(名家の出です。)
信長の朝倉討伐後の、越前一向一揆平定戦で功をあげた際に、越前の東側の
大野郡(美濃飛騨寄り)の一部を与えられ、秀吉の越中(佐々)征伐の際は、
飛騨(姉小路)攻めを任され、その後飛騨を与えられました。
私の中では、織田家中の軍団長の下のクラスで、実力は有っても地味な将です。
信長の尾張美濃時代からの武将で、森、坂井、美濃三人衆、不破、蜂屋、堀、
河尻、佐々、前田と同等だったかもしれません。
書伝に誤差がありますが、前田利家、金森長近は赤母衣衆。
蜂屋頼隆、河尻秀隆、佐々成政は黒母衣衆です。
千利休とも親しく茶の湯にも精通していて、利休の孫が利休七哲にあげたのが、
加賀の肥前(前田利長)、
蒲生氏郷、
細川三斎(忠興)、
古田織部、
牧村兵部、
高山南坊(右近)、
芝山監物ですが、その他の書などで、
瀬田掃部を入れたり、さらに
織田有楽(長益)、
荒木道薫(村重)、
千道安(利休の長男)を含む場合もあり、
有馬豊氏や
金森長近を入れる事も
あったそうです。
茶の湯以外にも風流に通じ、関ケ原の戦いにも東軍側として77歳ながら参陣し、
人柄は穏やかで人望もあり、徳川家康から「気相の人」と評されたようです。
気相を調べたら、空気らしいです。1600年頃に、「空気がなかったら生きていけない」
と言う発想ではないと思うので、「風流だが、我が強過ぎず、空気を読める、
大人しいが、頼れる人」でしょうか?それともただの「空気の読める人」ですかね。
今回の【地域限定城めぐり】もコロナ下の為、開始予定が未定になってます。
なので、コチラもまだ行っちゃダメキャンペーン開催中です。
金森長近に因んで、美濃の多治見周辺、飛騨の高山周辺、越前の大野周辺の
5城づつ15城位になるんでしょうか?
私は前回、飛騨能登越中へ行ってきてしまったんですが、今回の企画に乗っかり、
また美濃(+飛騨)越前に行きたいです。越前の敦賀方面は行かない予定です。
美濃については別の企画が発表されたので、次回でお知らせします。
城攻め楽しいですね。早く行きたいです。
~続く~