さて、内定が取り消しに成らないと、安どしては見たものの、やはり、営業という仕事に対する抵抗感は強かった。そもそも新卒の右も左もわかんない若造に家なんて売れるんかいな、この疑問は、入社しても消えなかった。売れるかどうかなんて確信を持つことは、入社何年たっても持てなかった。それでも、毎期７棟を目標としますなんて目標設定をしていた。
知らないわからないというのは、若さのなせる強みですね。
入社して、検収中に知ったことだが、出身大学のレベルで班分けがされていた。理解力が違うからだろうか配属先の希望を聞かれる際も、高学歴組は新築の営業でという話になり、そうでない組は最初からリフォームを勧められていた。入社前に選抜があり、入社後も選抜がある。これは、どこの会社でもやっていることではないかな。私の配属先は埼玉北関東営業本部というところだった。主に埼玉県、栃木県、群馬県が営業エリアになる。今のさいたま市大宮区にあるソニックシティービルの中にある営業本部で研修が始まった。その間は、東大宮にあるアパートで２人一部屋で生活することになった。