研究室という名のブラック企業

研究室という名のブラック企業

ブラック研究室に配属された私。
いわゆるアカハラを受けていた私や友達の色々について書いていきたいと思います。

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筆まめじゃないのがすっかりバレつつありますが、気まぐれ更新なのでごめんなさい口笛

定期的にアクセスが伸びる時期は、大体辞めたいと思う時期だなぁ~と、前の私に照らし合わせたりして考えたりしています。
このブログを読んでくださった人は、どんな気持ちになったんだろう?とか考えたりします。

いわゆるアカハラ(アカデミックハラスメント)を受けていた私は、研究室から実験をしながら景色を眺め、ため息ばかりついていたものです。天気のいい日には、
「こんな天気のいい日に、私は何をしているんだろう。。」
なんて考えたりしていました。

きっと似たような気持ちで、このブログに辿り着くのだろうと思うのですが、このブログを読んで、少しでも前向きな気持ちになってくれているだろうかと思うのです。

こう考えるのは、私の後悔していることに起因しているのかなと思います。
私は、大学院時代に様々な後悔していることがあるのですが、その中でも今でも自分を叱りたいと思っていることのうちの1つに、同期に対する対応の仕方があります。

その子(Bさん)は、私と同じような状況の子でした。Bさんは研究室の生活に耐えられなくなり、いつしか病院に通院するようになりました。
Bさんは、多分鬱だったんだと思います。
私はBさんに対して
「がんばって!ちゃんとやらなきゃダメだよ」
と言ってしまったのです。
(Bさんには、かなぁーりルーズなところがあり、さすがにBさんが悪いだろうという状況でした。)

私も研究に追われていたのもありましたが(言い訳ですね)、言ってから本当にまずかったと思いました。
すぐ謝罪しましたが、自分が忙しいからといって、それが言い訳にはなりませんよね。。

それから数ヶ月して、Bさんはとうとう研究室に全く来ることができなくなりました。
(一応言っておきますが、研究室内での事が原因で来られなくなったのですよ!)

私は小まめに連絡を取り、辞めてもいいのではないか?などと言ったりしていたものです。
ですが、Bさんは卒業したいという強い意思や、研究室教授の助けなどもあり、また少しずつ来られるようになり、私と一緒に卒業し、今も元気に働いています。

この出来事は、今でも鮮明に覚えているくらい、後悔している事の1つです。

当時の私には、Bさんの状況はまだ恵まれているように感じられました。
准教との折り合いが悪かっただけで、教授は本当に良く気にかけてくださっていました。
そんな状況なのに…という想いもあり、あの発言に至ったのかもしれません。

ただ、人によって、耐えられる度合いは違いますものね。

そこに気がつけなかった私は、本当に自分しか見えてなかったんだなぁ…と思います。

だから、考えるのです。
これを読んでくれた人が、少しでも元気になってくれたかを。
そして、少しでも前向きな気持ちになってくれたかを。

Skyblue