手術の前日から入院して手術当日

喘息がある私は
全身麻酔で危険な状態になる場合もある、と
説明を受けていたので
両親、妹夫婦、主人総勢5名が来ていた。

実は母も今から7年前に
同じ病院で乳がんの手術をしていた。
母の場合は初期だったので
抗がん剤もせずに、手術とその後の
ホルモンの錠剤を飲むだけで
軽く終わっていて
現在もとても元気でいる。

。。。私も、手術さえすれば、全摘すれば
それで終わると思っていた。。。。

自分のベッドで手術着に着替え
シャワーキャップのような物を頭にかぶせた
何ともお間抜けな格好で
手術室まで家族一同ゾロゾロと
歩いて向かった。
なんか思っていたよりラフな感じ。

手術室の入口で別れて簡単な説明を受け
手術台に寝転んだ。
天井のライトを見ながら緊張していたら
酸素マスクや点滴が始まり
すぐ眠くなって意識が無くなった。

看護師さんに「終わりましたよー」と
という声が遠くの方で聞こえたけど、
まだ頭がボ〜ッとしていて
気付いたらベッドにいた。

ベッドの両側には家族がいて安心したけど
間も無く手術した右胸が
激しくズキズキと痛み出した。
排液をだすために肋骨あたりや
背中に入っているチューブも少し痛かったけど、
帝王切開2回の手術経験がある私は
(1週間すれば退院だぁ)っと
また軽く考えていた。。。