診察当日、私は落ち着いていたけど
それでも先生の
「これは悪いものですね」という言葉に
(嘘だ)と思う自分がいた。
エコー 検査はどんどん進んでいく。
大きさは4.2㎝。
右脇のリンパ節に4箇所転移有り、
ステージはすでに2Bだった。
癌のタイプを調べる為に針生検(胸に針を刺して細胞をとる検査)もやった。
少し痛かったけど、今までの痛みに比べたら
大した事はない。
先生の説明ではステージ2Bの5年生存率は
88%だと言われた。
でも色々調べたら、そのパーセンテージ中には
どんな状態でも5年経った時に生存している人の事だ。
元気な人ばかりではなく、
命の炎が消えそうな人々も入っているという事。
(私はどうなんだろう。。。)
だんだん怖くなってきた。

旦那にはすぐ報告した。
言葉を失なっていた。

その後骨シンチやMRIの予約を淡々として
家に帰ってから子供達に報告した。

その時は中1(息子)と小4(娘)だったけど、
もう色々理解出来ると思っていたし
抗がん剤で髪の毛がなくなるから
隠すのは無理だと思った。

娘は「お母さんいつ死ぬのー?」
息子「ふーん大変だねー」
子供達の反応に少し気持が楽になった。
そう。今すぐ死ぬわけじゃぁなかったんだ。
そう思ったけど、
やっぱりその日は眠れなかった。

仕事はどうするか。。。
やりたい事が色々ありすぎて考えてしまった。