子育てについて。プロの目線、母の目線。 | かぁちゃんの日記(再)~日本ときどき広州〜

かぁちゃんの日記(再)~日本ときどき広州〜

2014年8月〜2019年3月 広州帯同
本帰国しましたが広州とのお付き合いは続行中♡



広州には小さいお子さんを帯同されているご家庭もたくさんいらっしゃいます


身内がいない家族だけの世界


お友達が出来れば世界が広がりますが、それまでは日中は母子だけの世界

お母さんは息がつまる事もあると思います


子育てをどうしたらいいのか

というご相談を時々受けることが時々あります


一応プロなので


母親業15年生

子ども達と関わるようになってかれこれ20年

女の子を育てた事はないので偉そうな事は言えませんし、まだまだ子育ての途中でもあります

私自身、これから壁にぶち当たる事があると思いますが少しだけ書かせていただきます


少しだけって言いながら超絶長文だけど、、、






よく聞くのが

『ご飯を食べない。食が細い』

『落ち着きがない』

『イヤイヤ期どうすればいいの?』


お腹が空かない子はいません

食が細い子は食べたいと思った時に食べたい物をあげて下さい

食べたくない時は食べなくていい

とにかく食べる事が楽しいと思わせてあげて下さいね

食卓に座りっぱなしで『食べなさい!』と言われ続け、食が楽しいと思える子なんていません

食べること=苦痛。にならないように


子どもが暴れるのは当たり前

元気である事が素晴らしい


ただし、ADHDなど障害をお持ちの場合は話が別です

そういう場合はまずは親御さんがそれを認めること

お認めにならない限り、行政は助けられません

お子さんも苦しいままです


話戻して

暴れて欲しくない所に連れて行きたい場合は先に暴れてもいい所でしっかり発散させてから連れて行ってあげて下さいね


家で遊ぶ場合は新聞遊びがオススメです

ビリビリに破いて破いた後はお片付けも兼ねてゴミ袋に入れ、ボールにして遊びます

親子で思いっきり暴れて下さい

ただし近所迷惑にだけはお気を付けて、、、


1分、3分、5分と落ち着いてできる時間を少しずつ増やしていってあげて下さい

そして時間が増えたら思いっきり褒めてあげる事


忍者遊び"忍法黙りっこの術"

透明人間ごっこ(人に気づかれないよう大人しくする遊び)などすると遊びながら時間が増えていきます


イヤイヤ期は辛いものではありません

お母さんの取り組み方、接し方次第でいくらでも楽しめます

一緒にイヤイヤ期に入ってみましょう

子どもが「いやいや」と言えばお母さんも「いやいや」

イヤイヤごっこです


「行きたくない!やりたくない!」

と言えばお母さんもボイコット

何もしない日があっても良いんです

「あっそ、じゃあしなくていいよ」って言うと意外と部屋の隅でやってたりします


お母さんの思った通りにしようとするから反発が生まれるんです

お子さんがなぜ嫌なのか話をじっくり聞いてあげて下さい

小さいながらも何かしら理由があるはずです


お子さんの思いも尊重してあげて下さいね








現職の頃から私がいつもお母様方に言うのはお母さんが神経質にならない事


子どもにはお母さんの神経質が移ります

お母さんの精神状態なんて子どもから見たらスケスケです


大らかに、5年、10年先を見据えた子育てにをしてあげて下さい

10年先を見据えるのは難しければ5年先


5年先、我が子にどうなって欲しいのかある程度のビジョンを持って子育てしてあげて下さい


決して今だけを見てはいけません

"今これが出来ないから大変!"って思われるかもしれませんが、幼少期に出来ないことがあったとしても大変な事はそうそうありません

お母さんが勝手にそう思い込んでる場合がほとんどです


車の運転も前だけ見ていては事故を起こすでしょう?それと同じです


360度、いろんな角度からお子さんを見て良いところを沢山見つけてあげて下さい






よくやってしまう&よく言ってしまうのが下記の★印の事柄



★子どもが理解できない事柄はありません


どうせ分からないからっておざなりなしてはいけません


大人の言葉で話すから理解できないんです

言葉を選ばす話す人が悪いだけ


子どもが理解できる言葉でゆっくり目を見て話せば何でも理解できます


そして男の子に対しては決して感情的にならない事

理路整然と話してあげる事

落ち着いてね

そうすれば大丈夫




★『後でね』と言ったら必ず後でお子さんを構ってあげて下さい

絶対に放置しない事

約束したなら必ず守りましょう

"忙しい"で片付けてはいけません

後で出来ないなら簡単に約束しない事


いつなら話が聞けるからそれまで待って。と伝えてあげて下さい

待ってもらったら必ず話を聞いてあげて下さいね

必ずですよ


あなたがお子さんの立場なら約束を反故されたらどう思いますか?

ということです




★誰かと比べない事

〜だから。〜らしくしなさい。と言ってはいけません

 

1人1人が掛け替えのない存在です

比べる事は無意味な事です


"男だから泣くな"

"お兄ちゃんだから我慢しろ"

など、、、

絶対ダメ


どうして男は泣いてはいけないの?

どうしてお兄ちゃんだから我慢しなければいけないの?

どんな理由がありますか? 


泣きたい時は泣けばいい

我慢しなくていい


そんな事は大人が押し付けなくても人前で恥ずかしいと思えば自分で泣かなくなるし、我慢すべき所は子どもだってちゃんと分かってます


"叱ること"と"怒ること"の違いを理解すること

決して怒るのではなく、叱ってあげて下さいね

感情でぶつかるのではなく、指導してあげて下さい 


深呼吸、深呼吸

寝顔を思い出すのも良い方法



★印の事柄"やってしまった!"と心当たりがあったとしても今からでも改善できます

遅くないですよ






私が仕事をしている頃から大事にしている3つの事項があります

◉待つ

◉信じる

◉共感する

この3つができなくなったら私は子どもたちの側に居る資格がないと思っています


子育てを始めた頃、これに

◉楽しむ

◉感謝する

が増えました


お母さんが子育てを楽しんで産まれてきてくれた事に感謝すること


昔、まだ子ども達が小さい頃、これを紙に書いて冷蔵庫に貼っていたら

「これは俺に対する事?」って旦那様が聞いてきましたが


おめぇじゃねぇよ。っていう( ´艸`)


でも旦那様に対しても同じ事が言えるかもしれないとその時パパさんに教えてもらいました






広州で出産される方、小さいお子さんをお連れの方


私は尊敬します

皆さんお強い

私に出来るか?と聞かれれば"はい"と即答できません


異国の地で初めての子育てとなるとなおさらです


ですが、お友達が出来て世界が広がれば情報共有できて子育ても楽になると思います


子育ての先輩もたくさんいらっしゃいます

そういう方々を上手に使って、、、と言えば語弊があるかもしれませんが、色々お話し聞いてみるのもいいですよ


今のあなたの子育ての先をご存知なんですから


お子さんと一緒に毎日を楽しんで下さいね


今しかない今を大切に

今は決して戻ってきません





にほんブログ村 海外生活ブログ 広州情報へ
にほんブログ村