堀江 貴文「収監」より
″農耕がすでに長子相続で行われる必要が
なくなってきた現代では、結婚制度は
その社会的な必然性を失っているといえる。
むしろ2000年以上続いてきた歴史と伝統が、
道徳観や倫理観、法制度を作り出し、まるで
結婚制度が当たり前かのように我々が錯覚
しているだけである。
結婚したいと思うのは、本当にしたいというよりは、
周囲の人間が当たり前のように結婚していたり、
結婚はいいものであるという教育をずっと
受けていたりするからだろう。
だから、従来であれば相手を見つけるのに苦労
しなかったような人たちも、結婚制度に対して
本能的に違和感を覚えて、周囲に対する言い訳として
「相手が見つからない」としている場合が多いのではないか″
さすがホリエモンだなぁという考え方。
結婚したい人にその理由を聞いて、どれだけの人が
人を、そして自分を納得させられるだけのことを答えられるだろう。
なぜ結婚したいのかわからないけど、結婚しないのは嫌だ、という
消去法的な考えの人もいるかもしれない。
私にとって、結婚には価値があるのだろうか。