送り狼
岐阜や長野などの山間部にでた(いや今もいるはず)妖怪。
山野の寂しい夜道を歩いていると、後ろを列をなしてついてくることがある。
俗にこれを送り狼という。(想像するとなんか可愛いかも・・いや!やっぱ怖い)
手向かおうとせずに「助けて、お願い!」と助命をすると狼は首を低くして伏せ、逆に山猫や狐・狸の害から守ってくれる。
(でも、普通の人なら狼に話しかけるだろうか?・・などと思わずにファンタジックな心持でお願いします)
一般的に送り狼というのは、人の後ろについて群狼や魔物から守護してくれるものと、人が転んだり、倒れると襲って食べるものの2種類に分類されている。
(道で倒れなければ、家まで送ってくれるとは・・もう命がけですな、逆に転んだらアウトか・・と考えて歩いたら、「狼さん、ついてこないで、ほっといて!」となりますね、
「逆に「ありがた迷惑なんだよ!」と言おうものなら即食われそうだから言えないか・・)
もし万が一、転んだとしても、何事もなかった様にタバコをふかしたり、「転んだんじゃないよ、ぞうりの紐がさぁ・・」といえばセーフ!!だそうです。
案外いい妖怪です。
そして無事に家まで送ってもらったらお礼に好物の塩や、小豆飯(赤飯でも可)
あとは草履を片方(今の時代草履自体がめずらしいのですが)をあげると満足して帰るんだそうです。
草履なんかどうするの?片方だけ?・・
これは、草履についてる汗の塩分を舐めるために欲しがるとか。
(いや・・なら塩を貰えばいいじゃんと思いましたが(-。-;)
昔は山間部に住む人には塩は高級品なので、草履についた汗の塩分で手をうつかとなったんでしょうかね・・)
皆さん、もし山道で送り狼に出会っても、もう安心ですね。対処法さえ知っていれば、これほど心強い味方はいません。
登山には塩を!
お忘れなく。
最後に「やっぱり人に送ってほしいな、転んだら大丈夫!って気遣ってくれるから」