前回のブログの続きになります。
上市町の山あいの大岩地区~浅生地区にある標高447Мの里山・城ケ平山。
片道40分から1時間ほど…ほぼハイキング感覚で気軽に登れるわりに眺望は素晴らしく、山頂からは標高2,999Мの剱岳の鋭く荒々しい岩稜を真正面にのぞめるほか、向かって左側には北方稜線と呼ばれる峰々が、右側には奥大日岳,大日岳へと連なる稜線が連なっています。
晴れていれば一年中いつでもこの山岳景観を楽しめるのですが、芽吹きから新緑の季節の美しさは格別!!
眩しくみずみずしい緑につつまれた里山の向こうにそびえる剱岳をはじめとする峰々には白い残雪が輝いており、それに青空も加わり、美しい『初夏の剱岳山麓の3段染め』の絶景が目の前に広がるんですよ~!!
この日5月4日はゴールデンウィーク後半真っ只中、しかも絶好の里山登山日和でしたからね…山頂には10数人くらいの方がいらっしゃって、皆さんこの風景を撮ったりお弁当を食べたりと、思い思いに過ごされていましたよ~♪
この里山の麓に『おおかみこどもの雨と雪』の作中で雨,雪きょうだいと母親の花の3人が暮らす家のモデルとなった古民家『花の家』があり、まさにきょうだいが毎日のように遊んでいたであろう”いつもの裏山”といった位置関係です。
成長し、やがて別々の生き方を選ぶ事になったきょうだい,強い心でそれを受け入れた母親…3人もきっと幾度となくこの場所を訪れていた事でしょう。
雨,雪,花はこの風景を見てそれぞれ何を思ったのか…そんな事を想像してみるのも楽しいものかもしれませんね♪
その『花の家』では、作中で3人が暮らしていた時の生活の様子がそのまま再現されています。
こちらは雨と雪の勉強部屋ですが…またどこかに遊びに出かけていたのでしょうね、今回も2人ともいませんでした(笑)。
勉強部屋の隣にある3人の寝室、布団もちゃんと3人ぶんたたんで置かれています。
天井がかなり低いので、身長の高い方は照明器具の傘に頭などをぶつけないようにお気をつけください(私もうっかり腕をぶつけた事があります)。
雪と花が入浴中でない事を確認して…お風呂場をのぞいてみます。
もともとは近代的な浴槽だったらしいのですが、作品のイメージを大切にしたいという想いからこの木製の浴槽に入れ替えられたのだそうです。
台所も懐かしいコンクリート製のシンク!!ちなみに勤務先の小学校の洗い場も一部まだこんなレトロな感じなんですよ~。
身体だけでなく、心まであったかくなりそうな薪ストーブも♪
ちなみに入館料は無料なのですが、維持管理の協力金という形で任意の金額を玄関にある募金箱に入れるシステムになっています。
どこか懐かしく、やさしい気持ちになれる『花の家』作品を観ていないという方にもぜひ訪れてみて欲しい…そんな上市町のいい場所です♪
後半は5月半ば過ぎに出かけてきました信州の上高地の風景をまたまた何点か♪
梓川の清流,まばゆい新緑,前穂高岳の残雪が美しい…横尾からの眺め。
この日は槍ヶ岳の姿もしっかりのぞむ事が出来ました。
学校では今日の午後、プールの清掃を行いました。
先生と4年生以上の子ども達が勢ぞろいし、高圧ホースで水を流しながら大小2つのプールにたまっている泥やゴミをとりのぞきながらスポンジやブラシでゴシゴシ、3時間ほどですっかりきれいになりました♪
さっそく水を張り始めており、来週から授業で使う事が出来そうです。