今年出会えた桜…白馬三山と桜,清流とが描き出す白馬村・大出公園の春の絶景/新緑の黒部峡谷[1] | H・てつののんびりブログ♪

H・てつののんびりブログ♪

黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

前回のブログの続きになります。

 

4月20日、大町市各所で満開を迎えた桜と白い残雪輝く鹿島槍ヶ岳をはじめとする後立山の峰々との共演風景を楽しんだ後は、お隣の白馬村にも立ち寄りました。

白馬村の桜が見頃を迎えるのは例年でしたらGW前半あたりなのですが、この春は4月を迎えてからはあたたかい日が続きましたからね…国道を車で走っていても、あちこちで満開になっている様子が目に飛び込んできました。

 

これなら、もしかしたらあの場所も…と直感して向かったのは、白馬村屈指の絶景ポイントのひとつ『大出公園』。

こちら大出公園は後立山連峰の白馬三山(白馬岳,杓子岳,白馬鑓ヶ岳の3峰の総称)の眺望のよさはもちろん、周辺には清流に木造の吊り橋に茅葺き屋根&白壁の古民家など”日本の山村の原風景”とも呼べる景観が残されおり、それらが織りなす素晴らしい山岳景観に出会う事が出来る場所です。

 

深い雪におおわれる冬もとっても清らかなのですが…春の風景はまさに“桃源郷”と呼ぶにふさわしい美しさなんですよ~!!

白い残雪を輝かせた白馬三山[向かって左側から白馬鑓ヶ岳~杓子岳~白馬岳],青い清流流れる松川とそこにかかる大出の吊り橋,そして何よりも満開を迎えた鮮やかなピンク色の桜!!

幾度となく訪れている場所ではあるのですが、これだけ桜が綺麗に咲き誇っている時季に巡り合えたのは今回が初めて…思わず見とれてしまいました。

 

白馬村内でもトップクラスの人気を誇るビューポイントですし、加えてごくごく短い春らんまんのひととき。

おそらく100人近い人が訪れており、なかなか人波が絶えるタイミングがなかったのですが…待つ事およそ40分、ついに”奇跡の10秒間”が訪れました!!

 

周辺の樹木が適度に伐採されたおかげで、木造の吊り橋が以前よりもスッキリ見えるようになっていました♪

大出地区は景観保護地域に指定されているために目立つ近代的な建造物は建てられておらず、ノスタルジックなこの景観がしっかり守り継がれています。

 

嬉しい瞬間をゲットした後は、公園内やその周辺をゆっくり散策♪

茅葺き屋根の古民家や白壁の土蔵をやさしく彩るかのように咲く桜…川の流れる音も素敵な癒しのBGMです♪

 

濃淡のピンク色の桜に混じって、白いコブシのお花もまだ少しだけ残っていましたよ~。

 

公園内には小さな水車小屋もあります。

 

対岸の広場がおススメの撮影ポイント♪1枚めのあの風景をのぞむ事が出来ます。

 

淡いピンク色の枝垂れ桜もちょうど満開!!少し霞んだ春の青空のもと、凛とした表情を魅せてくれていましたよ~。

 

今年出会えた桜シリーズ、今回がフィナーレとなります。

およそ1か月にわたってお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。

次回からは今の時季らしい、新緑,清流と北アルプスの峰々との共演風景をお届けさせていただこうと思っております。

 

 

後半は先週末5月11日に出かけてきました、地元の黒部峡谷の風景をご紹介させていただきますね。

 

宇奈月駅からトロッコ電車に乗って気軽に楽しめる秘境・黒部の絶景。

本来でしたらもう終点の欅平まで全線開通していてもよい時季なのですが…元日の能登半島地震で手前の鐘釣駅近くの鉄橋が破損してしまったため、現在は途中の猫又駅までの折り返し運転となっております(10月1日より全線開通予定)。

 

それでも今の時季は緑も鮮やかですし、長雨になる事もないため水も綺麗なエメラルドブルー!!紅葉シーズンと並んでおススメ出来る季節です♪

 

出発したのがお昼過ぎでしたのでさざ波が立ってはいましたが、うなづき湖もとってもいい色をしていましたよ~。

 

まばゆい新緑の木々や山々の間から、時折白い残雪輝く稜線も姿を見せてくれます。

 

黒薙駅に到着しました。

普段はここから10分余り歩いた所にある黒薙温泉に向かう人しか利用しない小さな駅なのですが、この日は散策目当ての方が結構大勢乗り降りされていました。

 

観光名所の欅平や鐘釣まで行けない事もその理由なのでしょうね。

実は私もまだ歩いた事がありませんので、今度は途中下車してみようかなぁ。