猛暑日に涼を求めて…夏の黒部峡谷へGo!![2] | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

前回のブログの後編になります。
 
欅平駅から険しくも美しい峡谷美を楽しみながら歩く事40~50分、祖母谷温泉の建物が見えてきます。
ここには他に温泉宿や観光施設などは何も無く、まさに山深い峡谷の野趣あふれる一軒宿…といったたたずまいです(一応、スマホはOKです)。
聞こえてくるものは川の流れる音と鳥のさえずりのみ、見上げてみれば名剣山をはじめとする黒部の山々…こんな山峡の宿でゆったり温泉につかり、非日常のひとときを過ごしてみるのもいいものだろうなぁ♪
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欅平へ戻る途中にふとふり返ってみると…上空にかかっていた雲がちょっととれてきて、隠されていた後立山連峰の峰々も姿をあらわしてくれました。
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山紫陽花もまだまだ色鮮やかに咲いていましたよ~。
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欅平まで戻ってきました。
今度は最初に渡った奥鐘橋の下にある、河原展望台に下りてみる事にしました。
緑の木々におおわれた奥鐘山や青く澄んだ黒部川の清流に赤い奥鐘橋が綺麗に映える眺めの良い場所でして、足湯もあるのでのんびり休憩するにもピッタリです♪
標高約600Mの黒部峡谷・欅平、大自然のハーモニーが涼しさを感じさせてくれますよ~。
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前述のとおり、屈指の景勝地の猿飛峡へは今回は行けなかったものの(復旧にはもうしばらくかかりそうな様子です)、途中の河原園地の所までは通行可能との事で、足をのばしてみる事にしました。
 
こちらからも、木々の向こうに後立山連峰の峰々をのぞむ事が出来ますよ~。
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剱・立山連峰に降った雪が水となり、大地を潤す黒部川。
夏でも冷たく澄んだ水が、峡谷の岩壁に音を響かせて勢いよく流れ下っていました。
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ここから先が通行止めになっています(柵で遊歩道が封鎖されています)。
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涼感タップリの黒部峡谷・欅平とはいえ、この日の富山の最高気温は37.5℃(汗)…当然、普通に歩いているだけで汗がふき出してきます。
こんな中でかき氷の看板を目にしたら、とびつかずにはいられませんでした(笑)。
黒部の名水を使った氷いちご、黒部の大自然の中でいただいてきました♪
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欅平駅のレストランで昼食をとった後、帰りのトロッコ電車の発車まで30分程ありましたので、もう一度奥鐘橋に立ち寄ってみました。
今度は上流側、祖母谷温泉方面の眺めをカメラにおさめてみました。
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帰りの列車からも景色を楽しみながら…猫又駅近くの“ねずみ返しの岩壁”と呼ばれる、河原から200Mそそり立つ断崖絶壁です。
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涼感あふれる黒部峡谷でいい汗をかき、美しい景色を楽しむ事が出来たひとときでした。