梅雨の晴れ間の『銀剱』…朝陽に輝く剱・立山連峰 | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

富山では先週梅雨入りが宣言がされ、今年もいよいよ雨の季節がやってきたなぁと思っていたのですが、今までのところは雨が何日間も降り続くような事は無く、わりあい陽射しのある日も多い感じです。
北アルプスに源を発する川の水も、濁りの無い青い清流のままですし、穏やかな雨の季節の到来を迎える事が出来たように思います。
 
さて、こちらは昨日もそんな感じの梅雨の中休み…お昼前まではしっかり青空が広がるよいお天気になってくれました。
早朝4時半に起きて、寝室の窓から外を眺めてみると、久しぶりに北アルプスの峰々のシルエットがくっきり!!目覚めも本当にスッキリでしたよ~。
せっかくでしたので出勤前に一足、富山市の『立山あおぐ特等席』呉羽山に足をのばしてきました(黒部からですと、一足というにはちょっと遠いかなぁ)。
 
この時間はもちろん通勤ラッシュはありませんし、道路を走っている車もまばらですので、排気ガスが入ってくる事もありませんし、車の窓を開けて爽やかな朝の空気を身体いっぱいに感じながらのドライブ…日中よりもかなり早く呉羽山の駐車場に到着する事が出来ましたよ~。
 
絶景ポイントの山頂の展望広場に向かう頃にはもう日の出からは20~30分程の時間が経ってしまっていたのですが…
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やわらかな朝陽に霞んで銀色に輝く標高3,000M級の剱・立山連峰の美しいシルエットと、同様に朝の光が射し始めた富山市の街並みという、幻想的な早朝の風景が待っていてくれました。
向かって左から剱岳~立山主峰~薬師岳へと連なる峰々。
 
呉羽山からのぞむ剱・立山連峰の中でもひときわ険しく厳しい山容を見せる、剱岳から北方稜線へと連なる峰々
そんな荒々しい峰々も、やわらかな梅雨の晴れ間の朝陽の前ではやさしい表情になるんですよ~。
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剱・立山連峰をはじめてする北アルプスの峰々は富山の平野部から見ますと東側にそびえているため、朝早い時間帯は完全に逆光になってしまい、シルエットのようにしか見えないのですが、この『銀剱』…そんな晴れた日の早朝にしか見る事の出来ない、早起きした人限定の絶景です。
 
昨日はほぼ青空だったのですが、東の空に少し雲が浮かんでいたりたなびいていたりすると、さらに神々しい富山の朝の風景を目の当たりにする事が出来るんですよ~。
また今度チャレンジしてみたいと思います。