私が、AKB48に目覚めたキッカケは、「ポニーテールとシュシュ」です。ってことは、ほんと、ファンとしては新人さんですねぇ~~(笑)。
たまたま、YOU TUBEをうろうろしてたら、「ポニテ」のPVを見て、そのキラキラ感と、楽曲の力強さに心奪われました。目から鱗。
ところで、そもそも、なぜ、YOU TUBEで「ポニーテールとシュシュ」に辿り着いたかといいますと、「Cool Japan」について調べていたことが発端です。 いろいろ、関心事として、「海外に売れる日本のモノって何だろう?」と。これからの時代、少子高齢化が進み、需要不足に陥ることが分かっている日本の国としては、海外にモノを売って外貨を稼がなければならないだろう・・と。 では、いったい、何が海外の人にウケるのだろうか、と。
「Cool Japan」といえば、「狭義では」日本のアニメを指しますよね。いろいろ、調べてみましたが、動画サイトを見る限り、「ジャパニメーション」の威力は絶大で、私たちが知らないうちに、いかに、日本のアニメが海外で浸透しているかということ知り、驚きました。 すごいことになってるなぁと。
そんな中、さらにいろいろ調べているうちに、アニメをはじめ、海外に売れるモノの共通項に気付きました。それは、「かわいい」ですね。 海外でも、 「cute」の代わりに「kawaii」で通用する。これは、アニメだけでなく、ゲームもそう、あるいは、おもちゃ、文房具などなど、「日本人が創る、かわいいもの」が海外の人を魅了しているのだと。
ちなみに、そんな中、驚いたことが、海外で「キャラ弁(キャラクター弁当)」が流行しているという事実。それを知った時、何か新たな境地を見出したような感覚になりましたよ~(笑)。
そんなこんなで、「kawaii」を共通項に、「海外に売れる日本のモノ」について調べているうちに、「アイドル」を思い浮かべたのです。日本のアイドルは海外で売れているのだろうかと。そして、「ポニーテールとシュシュ」に辿り着きました(笑)。
どうでしょう、分かりやすい統計やデータがないので、なかなかダイレクトにその広がりはつかめないのですが、ネットを見ている限り、アニメに比べて、日本のアイドルはそれほど売れてはいませんね。 いや、爆発的にウケているアニメと比べてのことですから、「相対的には」ということなのですが、どっちかというと「日本語の難しさ」の壁があってそれほどではないのではないかという推測。いわゆる、「二次元」に比べて「三次元」は、少しパワー不足でしょうか?
とはいえ、やはり、日本の「kawaii」に魅了されている外国の方の中には、ちゃんと「日本型アイドル」のファンが、一部では根強く存在している面もあると思います。しかし、その程度はどれほどかは、いまいちわかりません。
そういえば、秋元康さんの発言の中に、AKB48の海外進出について、「夢」とした上で、はっきり言及されてますよね~。 秋元さんも「kawaii」をキーワードに、「日本型アイドル」の可能性を模索しているのでしょう。
私の感覚としては、アニメやアニソンが海外に売れている「売れっぷり」を見ますと、本質的に売れる可能性は全然あると思います。しかし、アニメの海外への浸透というのは、「長年の積み重ね」の上に成り立っているわけで、一方、日本型アイドルはそうした基盤が必ずしもないようです。その両者のギャップを「アニメの基盤に乗っかる形」で、海外に広められるかどうか。
そりゃ、確かに未知数で、実際に可能かどうかわかりませんが、チャレンジしてみて、どうなるか、その行方を見てみたいもんだ・・というわけです(笑)。 あくまで、個人的な「夢」ですけどね。
はたして、「未来」はどう判定してくれるでしょう?
ま、いままでのテレビ型のふわふわしたアイドルでしたら、最初から私も諦めるでしょうが、AKB48の場合は、「劇場型」というフォーマット、あるいは、基盤、「形」があるので、これをテコにすれば、しっかりと広めることができるかも・・・「かも」ですが、たとえば、ニューヨークに「ニューヨーク48」という劇場がひとつあってもいいじゃないか・・みたいな(笑)。エンターテイメントの一つのスタイルとして、一つのメニューとして。 オペラの劇場の隣に、アイドルの劇場・・・こんなの(笑)。
サーカスってありますよね。サーカスといえば「ロシア」。 雑技団といえば「中国」みたいな。「アイドル」といえば、「日本」みたいなことになればいいなというわけです。
少し壮大で堅苦しい話になってしまいましたが、私個人は、AKB48を見るとき、この観点を外すことができません。 「そうなったらいいのにな」と思いを抱きつつ、一方では、「アイドルソング」に趣味として魅了されております(笑)。
それにしても、「ポニーテールとシュシュ」はすごすぎると思います。売れるべくして売れた曲ですね。 あの「ドライブ感」がたまりません(笑)。