昨日の記事で表記の習慣による特例もありますと書きました。
その特例を少し取り上げてみますね。
助詞の「を」「は」「へ」は従来どおり「を」「は」「へ」と書く。
「ぢ」「づ」は「ちぢむ」「つづく」など同音の連呼によって生じた場合。また「はなぢ」のように2語の連合(連濁)によって生じた場合につかう。
例)縮む→ちぢむ 続く→つづく 鼻血→はなぢ 間近→まぢか など
2語の連語でも、意識しなくなったもの、例えば「せかいじゅう」や「いなずま」のように「じ」「ず」を用いることが本則ですが、「せかいぢゅう」「いなづま」のように書いてもOK。
オ列長音は「おとうさん」のようにオ列のかなに「う」を添えるけれど、「おおかみ」など若干の語では「お」を添える。
例)こおり(氷・郡) ほのお(炎) おおやけ(公) など
エ列長音は「ねえさん」のように「え」を使うが、実際にエ列の長音で発音される多くの語では、「とけい」のように「い」を添えて書く。
例) せい(背) かせいで(稼いで) えいが(えいが) など
簡単なようで難しく思うのはワタシだけ?
普段いかに文字を書いていないというのがよく分かる話です
意識していないと気がつかない部分でもあるなぁ。。
日本語の難しさの1つかもしれないですね。
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