夏の読書① 珍獣ドクター | オッチョコかあちゃん研究所 〜食物アレルギーっ子と楽しい生活〜

オッチョコかあちゃん研究所 〜食物アレルギーっ子と楽しい生活〜

果物アレルギー長女と卵ナッツアレルギー長男の2人が一緒に美味しく食べられるオヤツとご飯を求める研究日誌。時々趣味とか仕事の話とかマイペースで更新します。

たっつんの読書感想文用に
興味を持ちそうな本を買い漁る
本が好きな私。

だって…
5年生男子…
学校の図書室で借りてくる本は
ゾロリとか図鑑ばっかり真顔


今年は犬に関わるものを選びました。


ざんっ‼︎


本屋さんで選びきれず購入。

低学年向けから高学年向けまで。


どれならヒットするかしら…



指導する私も全部読みますので

私的感想文を。



こちらは田園調布動物病院の院長先生が著者。

表紙のインパクトは男子向け‼︎
もちろんこの本から読み始めました。

理由は絵が多くて面白そうだから。
タイトルからも面白いドタバタな
診療日記なのかと思いきや…


獣医さんの仕事のリアル、
大学での勉強について
と、獣医に限らずですが
将来どんな仕事をしようかな
将来なにをしようかな
そういう事を考えるキッカケになりそうな内容。

でも…
先生が伝えたい事は
ペットの命の事。

生きているもの全てには寿命がある。
ペットは人間よりも寿命が短い。
または人間よりも寿命が長い。

ペットを飼うためには
「最後まで面倒をみること」
「最期をみとること」
がとても大切だと言ってくれます。


最初の方がドタバタ診察日勤だったから
ぐんぐん読み進めていけるので
先生に心鷲掴みにされていき、
最後の方の先生の言葉は心に響くわけで
命の大切さ、息子も納得。

読みやすくてわかりやすいし
とてもよく気持ちが伝わる
とても良い本です。

エッセイに近い感じかな?
感動的なシーンはほぼないけど
メッセージがストレートに響きます。


必ず寿命があって
命には終わりがあって
命を延ばすことはできないって
人間にも言える事だなぁと。


子供向けだけど
大人も満足の一冊!