予期不安と予期への怒り。バレンタイン 直前。 | オッチョコかあちゃん研究所 〜食物アレルギーっ子と楽しい生活〜

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果物アレルギー長女と卵ナッツアレルギー長男の2人が一緒に美味しく食べられるオヤツとご飯を求める研究日誌。時々趣味とか仕事の話とかマイペースで更新します。

ゆーゆが連日夜になるとバレンタインのお菓子を作り続けております。早よ寝ろやーイラッ

昨日のバナナマフィンは失敗に終わったので(美味しいんだけど見た目が残念)、今日は生チョコタルトと溶かして固めるだけのチョコ真顔
個人的に、溶かして固めるのを手作りと言うのはどうなんだろうと思う私です。


その横でたっつんが「オレ、まだバレンタイン誰もくれないショボーン」と言いはじめ、ゆーゆは冷たく「あんたの分はない真顔」とあしらうと「オレだってチョコ欲しいんだよ‼︎ムキー」と怒り始める。

ゆーゆが「Aちゃんならくれそうじゃない?」とたっつんの仲良し女の子の名前を言うとワクワクし始める男子照れ

の繰り返し…真顔バレンタインがいつなのかも分かってない男子は面倒くさい。


さらに私が追い討ちをかけるように
「溶かして固めた手作りチョコとか、とにかく手作りのチョコはヘーゼルナッツや胡桃が入ってる可能性もあるから必ずお母さんに申告してね。食べられるチョコと交換してあげるね。不安なものは食べられないからね。気をつけようね。」
と言ってしまったのが失敗したチーン


「オレだって手作りチョコ食べたいよえーんえーん
と怒りはじめて手がつけられず。

ちーん…チーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーン


…いや。そもそも君は貰えるのかい?
もしかして誰もくれない未来なのかもしれないのに、無いものを食べられない事に怒るとか意味がわからない。


しかし。
バレンタインの時期にヘーゼルナッツアレルギーは面倒だなぁ。高級なチョコレートには必ず入っているし、手作り系は何が入ってるかどんな環境で作ってるかわからない。
それを食べられないけど笑顔でもらい受けなきゃいけないとしたら大変だ。

貰えるかは謎だけど…(笑)


ふてくされて面倒だったので、
「じゃあ手作りチョコ5人分貯めたら、仮面ライダーの食玩1個と交換にしよう!」
と気分を盛り上げようとしたところ
(またはゆーゆといじめたとも言う)
「5人からなんか貰えないよぅ!ズルイ約束しないでよ!」とまたふてくされる(笑)
「じゃあ3人でもいいよ?お母さんとゆーゆで2人だからあと1人じゃん!」と、訂正したけどそれでも貰える自信はないらしい。
明日明後日女の子に優しくしたら可能性が上がるかもしれないとは考えない、ただ、ただチョコレートが欲しいだけの男子。

そこに愛も何もない。あるのは美味しいチョコがただで貰えるイベント。
そりゃ、女子からチョコはもらえないな。


そんな予期不安と怒りに燃えるたっつんが、可愛くて、ついついいじめてしまう母と姉なのでした。


ちなみに母の準備したチョコは
ヘーゼルナッツ不使用の美味しいチョコ。
コンタミも大丈夫だったやつ。

アレルギーのある友人のお子さんにあげるために購入したのと、アレルギー対応ケーキを買ってガッカリだった私の誕生日を祝い直そうと思って。ついでに買いましたよー。


女子は友チョコが面倒くさい。男子は貰えない事へのメンタルケアが面倒くさい。
と言う事がわかりました。