幼少期のエピソード その2 | Hellohello+nico*のブログ

Hellohello+nico*のブログ

handmade nico*からHellohello+nico*へ変更しました。
日常に遊び心とワクワクをお届けするお洋服とアクセサリーを製作しています。
日々の日常や活動状況などお伝えしています。

 

どういう経緯で 海にいたのか覚えていないのですが。。

 

(父の釣りの付き添いだったのかも)

 

泳ぐ用意もないし、退屈してたら 兄が

 

「宝探しゲームするか?」と。

 

私は (目をキラキラさせてたと思う)「うん!」と 頷いた。

 

兄「そしたら、hamiが履いてるビーチサンダル脱げ」と。

 

私「なんで?」

 

兄「宝探しといっても、宝ないやん?

 

 だから 何かを宝ものにせな始まらんし。。俺ら何も持ってきてない

 

 けど、ビーチサンダルやったらあるやん!

 

 だから、それを宝ものにしよう!」

 

私「いやや。」

 

兄「それやったら、ゲームはなしやな。。」

 

兄のサンダルでやることも提案してみたが、却下され

 

見つからなかった場合のことを想像して絶対嫌だと

 

主張していたのですが

 

兄は「絶対 隠した場所覚えておくから!!!俺を信じろ!」と。

 

その言葉と 「宝探し」という魅惑のワードに押され

 

自身のサンダルを差し出した。

 

 

すると、兄の表情がみるみるワクワク感を帯び

 

「hami! 100数えて後ろ向いてろ!

 

その間に 俺が隠すから」

 

 

後ろを向いて目を閉じ 「いーち にぃ さーん しぃ ごおお 。。」

 

 

数を 数え終え 前を向くと

 

「この中に 宝が隠されている」という情報だけで

 

何の変哲もない砂浜を見るだけで ワクワク感が半端なかった。

 

 

私は 夢中で穴を掘った。

 

所どころ兄のヒントで 掘る。

 

 

 

ビーチサンダルの面影を見つけた時の 高揚感

 

「あったーーーーーーーー!!!!」

 

 

ただの砂浜 ただのビーチサンダル。

 

だけど、この時は 紛れもなく ビーチサンダルは宝ものでした。

 

 

 

楽しい時間はあっという間。

 

片方は見つかったけど、もう片方が見つからない。。

 

あれ おかしいな。。 兄も焦りだし、一緒に探し出す。

 

 

 

見つからない。

 

 

 

日も暮れだし、悲しい気持ちが一気に押し寄せる。

 

 

 

泣き出す妹に詫びを入れる 兄。

 

許す 妹。

 

 

こうなるのが嫌だったら この話に乗らなければよかったのだ。

 

嫌な気持ちになるかもしれないのを想定しての 宝探しゲーム。

 

そうなってもいい!ゲームを楽しみたい!と 自ら選択したのだ。

 

 

こうなってしまったことをすごく責めたけど 許すしかない。

 

 

 

でも ほんとに楽しかった。

 

本当に あの時のワクワク感は 半端なかった。

 

 

スリルがあったから ワクワクしたのかな。

 

とも 思えるけど

 

そこに 信頼関係があったから 心から楽しめた。

 

心から楽しめたから ワクワクが沸き上がった。

 

 

愛情なくして 信頼関係は築けない。

 

日常の中に 遊び心と ワクワクを♡