前回の記事に、私がこのブログを始めた動機をすこし書きましたが、
「保育園のことを伝えたい」
「これから保育園ママになる人たちの心配を減らしたい」
という思いのなかで、最も大きな要素のひとつに、
復職と保育園生活をスタートするにあたって、
「子どもを保育園に預けるのはかわいそうじゃないか?」
というママ・パパたちの不安に対して、
「保育園はいいところだよ! 子どもはかわいそうじゃないよ!」
というのを、なによりも伝えたい、というのがあります。

それは、これから保育園ママになる人たちに、
「保育園はいいところだよ!」
と伝えたいのです。

「むかしの保育園はいいところだったよ!」
なんて、決して言いたくないのです。

だから、昨日は、
「保育所運営費の一般財源化問題を考える緊急集会」
に参加してきました。
(リンクはにっぽん子育て応援団のトピックスです。)

「子ども手当ての財源を確保する話から急に
保育所等を国から離す「一般財源化」の話が浮上しています。」
(にっぽん子育て応援団のページより)

……これ、どういうことでしょう。
子ども手当の代わりに、保育所にかける予算を削る、なくす、ということです。
保育所に関して、国は地方にまる投げ、
お金は出さない、つまり手も口も出さない、ということになります。

地方分権で、それぞれが解決すればいい……?
本当にそうでしょうか?

今回の件は、2004年度に公立が一般財源化され、
そして今回は、私立(民間)も、という話ですが、
国からの補助が一般財源になってしまえば、
自治体の保育担当部門は、一般財源の中から、
他部門と競い合って、保育予算を確保しなくてはならなくなります。
ただでさえ財政が厳しい中、それぞれの地方が、
子どもたちのために十分な予算を充てられるか……不安です。

このような危機感の中、
昨日の衆議院第2議員会館第一会議室には、
ものすごく大勢の人が集まりました。
いちばん大きな会議室だったそうですが、
つめかけた人が入りきれなくて、廊下にあふれていました。

私は、うり子とうり助を連れて参加しました。
狭い会場内で、ベビーカー+抱っこは相当かさばるし、
いつ泣き出すか、いつぐずるかとはらはらしましたが、
大勢の保育士さんや保護者の方々が、温かく見守ってくださいました。
うり助は、“日本保育所連盟”(←私の創作です)
みたいなところの副会長さん(!)にずっと抱っこしててもらいました。

急きょ、普光院さんと一緒に親の会の会員として発言してほしいと言われ、
あれこれ考えているうちに、会場の熱気に圧倒され、
最後はしどろもどろで記憶が飛びそうでしたが、
うり子を抱いている映像がニュースで使われたそうで……(汗)。

緊急アピールを読み上げる際、議員さんたちは全員起立され、
出席していた福島瑞穂さんは、私にもご挨拶してくださいました。

あ、うり助が泣き出した。
うり助は、来年から6年間の保育園生活を送る予定。
送りたい。
送らせてほしい。
安心して、子どもを預けたい。
その思いで、これからも行動したいと思います。

授乳、いってきます(笑)。