GWがすぎて、いよいよ魚種も多様となり、ますます釣りに行きたくなる時期になってきた。

梅雨に入る前の天気のいい日に一度行っておきたいところだ。

 

北茨城では、最近は、ヤリイカから沖釣りになっている様子。

沖の大物として、アブラボウズやベニアコウが大変気になるところではあるが、深場過ぎてまだ小生の手には負えないといったところ。しかし、深場出船の合閒で、中深場のメヌケ釣りもやっていて、結構メヌケが上がっているようだ。

 

中深場では、相模湾のキンメダイ、クロムツ、メダイは何回かでかけたが、北茨城はずっと天気が合わず行けていなかった。

今回、前日までの3日間は出船中止になっていたが、当日は出せるとのことで、なかなかない機会でもあり、行ってみることに。

 

「朝3時出船」とのことで、前日18:30に自宅を出発し、21:00過ぎに港に到着。

いつもの如く、夜の港は真っ暗で静まり帰っている。

当初慣れていないと、一人で寝るのはやや怖かったが、最近はかえってよく眠れるようになっているので、一人のときは湾内車中泊が基本。

暗闇の湾内でタラコスパと🍺を補給して、後部座席を倒し、エアウィーブポータブルをひいて床についた。

 

ただ今回、寝て間もなくだか、小さめの?地震があり。津波が来ないかいったんやや高めの場所に車を移して様子をみたので、幸い津波は来なかったが、以後やや心配となったのか眠りは浅くなってしまい睡眠不足に。

 

起きてすぐ、さっさと船に荷物を積んで、出船に。

 

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乗船後、竿を組み立てる。

今回は、ビーストマスター2000にPE3号を400m程巻いてあるものを使用。

重りは200号とのことで、背負える竿がないので、シマノの「ディープゲーム」を新調。

 

竿を組み立てたら、釣り場まで2時間弱とのこと。

通常、暗闇で風が当たるなか、2時間も座っているのは大変。

しかし、当船では、キャビンがあり、内が座敷で、簡易敷き布団と枕があるので、長時間の移動がかなりらくであった。

とくにうねりがあるときは船酔いにもよい。

横になって目を閉じていると、1時間も比較的あっという間にすぎて、明るくなってきた。

波は穏やかとはいうが、太平洋の沖だけあって、うねりはある。

寝ている間はよかったが、釣り場に着いたときにはやはり嘔吐(+排便)してしまった。やはり睡眠不足時は船酔いする。

台風も近づいているし、昼から風もでてくるとのこと。

 

 

仕掛けは、当初、クロムツ用の胴付き仕掛け(右)を準備していたが、船長「枝が長い(60cm)なー。絡むので、もっと短いサビキ仕掛けでいいとのことで、船長推薦の枝長25cmのフラッシャーサビキ仕掛けを購入した。

 

 

餌はホタルイカが定番らしいが、サバも有効とのことで、前日にスーパーで買った生サバを切って枝針に掛けることに。

← サバは途中で何匹か上がったので、それを捌いて餌追加に。

新調の竿は200号もしっかり持てて快適。

ただ、ロッドキーパー(チビラーク)は、重り200号だと、もう限界ぎみであった。もうワンランク上が必要だ。

 

 

水深260~270mあり、おまつり軽減のため、仕掛け投入方として、船長の笛に合わせ、後ろの席のかたから順番に仕掛けを落としていくスタイル。当りがあったら各自の判断で上げる。

一回上げてから、仕掛けが絡んだり、餌を付けて投入するまでにもたもたしていると、間に合わないので一回休憩となってしまう。なので、常連さんは、仕掛けを2個用意しておいて、釣っている間にもう一個の仕掛けを準備しておくというスタンスでやっていた。なるほどね。

 

ただ、朝のうちはだれも当たらない。

船長「群れが散らばっちゃったようだ」と。厳しいねー、と。朝まずめに釣れないときびしいなー。

3ポイント目くらいで、常連さんにヒットも、小ぶりのメヌケの様子。

「型もしいさいねー」とのこと。今日はイマイチなのか。

 

小生も、なるべく手で竿を持って底取りをするが、重りが重いのと、潮がそれなりに流れており、持ち竿は結構辛い。なんとか頑張ってみたところ、ようやく最初のあたりが。

 

 

最初、良型のウスメバルかと思ったが、色がピンクでメバルより柔らかい。

目は飛び出ていないが、どうも「メヌケ」のようだ。とりあえず本命確保。

ただどうもその後が続かず、船長見切りをつけて、210~220mラインにポイント移動に。

 

 

 

そこでは、普段目にしない、黄金色みがかったメバルや、ユメカサゴがポツポツあがる。

ユメカサゴも相模湾では、ほんと「チビ」だが、やはり北茨城では一回り大きい。唐揚げ用に十分だ。

途中、チビのメヌケは上がったが、大きなメヌケは本日は上がらなかった。全体的にイマイチの日と船長。

 

ただ、終盤でかなり引きの強いあたりあり。かなりの大物メヌケかとおもったが、「メダイ」だった。

メダイは本命釣りに行ってもなかなか釣れないので、スペシャルゲストが来てくれたといった感じで、終了となった。

 

 

帰りはキャビン内。

1時間昼寝できるのは、帰りの車の運転前にはありがたい(昼寝が無いと、すごい睡魔に襲われ運転危険)。

 

 

壁には、つり上げたベニアコウやアブラボーズの写真が飾ってある。

やはり、深海はロマンがあるなー。いつか釣りたい。

船長の話だと、6月はアカムツ、7月~ヒラメにでると。

片道小2時間の釣業も大分慣れたので、いけるうちに一回行っておきたいところだ。

 

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メヌケは3匹のみ、ちょっと寂しいが、最初はこんなもんか、坊主でなくてよかった。

 

外道の型も良し。

 

 

 

スペシャルゲストのメダイ:

「メダイは食べたことない」とのことで、ことあず選手にあげた。

「3枚におろし、塩焼きにしました。子供もよく食べていました。」と。

たんぱくな味だから、みんなで食べられたかな。